シカゴ・カブスのジェイムソン・タイオンが自身のXで公開したトレーニング風景が、大きな話題となっている。

　休暇先で投球練習を行なったタイオンは、「捕手がいなくても、問題ない」という文言と泣き笑いの顔文字とともに動画を投稿。テニスコートを囲うフェンスに向けて投げ込むと、ボールは「ガシャン！」音を立てて骨組みに当たって跳ね返り、山なりでタイオンの元に正確に戻ってきたのだ。

　この投稿にファンが反応し、「ネット付きのボールリバウンダーを使えばいいじゃないか？」とメッセージを送ると、タイオン本人が「休暇中だから、その選択肢はないんだ。いまある物で間に合わせるだけだよ」と返信した。

　さらに、「この動画は何テイク目？」という質問には、「正直言うと、狙っていたわけじゃないんだ。フィードバックを得るために撮影していただけで、投げたら自分のところに戻ってきただけさ」と質問に本音で答えていた。

【動画】ファンの間で話題となったタイオンの投球練習！
  　また別のファンが、「君たちがもっといいトレーニングをできるように、俺たちはビール１杯に14ドル（約2200円）を払っているんだ。チームは昨年プレーオフを逃した。真面目にやってくれよ！」と檄を飛ばすと、タイオンは「休暇中のハードなトレーニングだけは不十分だ!!!! 了解だ!!」と返信するなど、ファンとコミュニケーションを取っていた。

　タイオンの動画には、ほかにも「子供の頃にこんな練習をやっていた」「いい練習だ」「ヤンキースに戻ってきてくれ」「サイ・ヤング賞とゴールドグラブ賞を」「開幕が待ちきれない」「投げたのはテニスボール？」「僕とキャッチボールしようよ」「素晴らしいシーズンを期待している」「とんでもない精度だ」などと米ファンがコメントしていた。

　24年シーズンにチームメイトの今永昇太の15勝に次ぐ12勝をマークしたタイオン。カブス３年目となる25年シーズンの活躍に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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