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「華々しく作り上げた」大谷翔平が成し遂げた前人未到『50-50』が「2024年の衝撃的瞬間」で2位に選出! トップはド軍同僚の逆転サヨナラ満塁弾

THE DIGEST編集部

2025.01.12

昨シーズンにメジャー史上初の「50-50」を達成した大谷。(C) Getty Images

昨シーズンにメジャー史上初の「50-50」を達成した大谷。(C) Getty Images

 現地1月11日、MLB専門放送局『MLB Network』は「2024年の衝撃的な瞬間」を発表し、大谷翔平がメジャー史上初の50本塁打-50盗塁を達成したシーンを選出。第2位にランクインし、あらためて賛辞が送られている。
【動画】MLB選出!「衝撃的な瞬間カウントダウン」トップ3にランクされた大谷翔平の50-50

 前人未到となる歴史的な快挙は、敵地で行なわれた9月19日のマイアミ・マーリンズ戦だ。1番・指名打者で先発出場した大谷は初回に三塁への盗塁を成功させて、50盗塁を記録。2回にも二盗を決め、51盗塁に記録を更新した。

 さらにこの日はバットも絶好調で3回までに右二塁打、右適時打、2点二塁打と3打点をマーク。6回には49号を放ち、2001年にショーン・グリーンが記録したドジャースのシーズン最多ホームラン記録に並んだ。

 そして待望の瞬間が訪れたのは9点リードで迎えた7回だ。2死三塁の場面で大谷は甘く入った4球目のナックルカーブを逆方向に放つ50号2ランで、ついに初の「50-50」を達成した。感情を爆発させてダイヤモンドを一周する日本の偉才に敵地ながら観客は総立ちとなり、大歓声を背番号17に送った。ベンチに戻ってきた大谷は鳴り止まないスタンディングオベーションに帽子をとってファンの声援に応えた。

 だが「ショウタイム」はこれだけで終わらなかった。9回に6度目の打席が回ってくるとダメ押しのソロ弾をライトスタンドにかっ飛ばし、終わってみれば大谷は6打数6安打3本塁打10打点2盗塁と大爆発。ド派手な大谷劇場をホームランで締めくくり、記録を「51-51」にまで伸ばした。
 
『MLB Network』は公式SNSに動画を投稿し、「ドジャースが誇るスーパースターの素晴らしいパフォーマンス。ショウヘイ・オオタニが3本塁打、10打点の見事な活躍で50-50クラブを華々しく作り上げた」と称賛のコメントを寄せた。

 なお、ランキング第1位は大谷の同僚であるフレディ・フリーマンがニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ第1戦で延長10回に劇的な逆転サヨナラ満塁ホームランを放った場面。第3位はニューヨーク・メッツのピート・アロンソがワイルドカードシリーズ第3戦で9回に逆転となる決勝3ラン本塁打をぶち込んだ瞬間だった。

 昨年12月には真美子夫人の第1子妊娠をSNSで発表し、プライベートでも充実の時を過ごしている大谷。二刀流復活となる2025年シーズンもスーパースターの動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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