いよいよ交渉が大詰めを迎える。今オフにロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希の争奪戦だ。

　現地１月13日、米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は、「情報筋によれば、日本のスター右腕、ロウキ・ササキの獲得候補がロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレス、トロント・ブルージェイズに絞られたという」と自身の公式Xに投稿。複数の米メディアでも同３球団が最終候補だと伝えられている。
【画像】ドジャース対オリオールズ戦で始球式に登場！大谷翔平と“愛犬”デコピンの厳選ショット！ 　この報道を受け、現地15日にMLB公式サイトのマーク・フェイサンド記者は、「ササキ獲得の最終候補が３球団に絞られたが、２球団の一騎打ちになりそうだ」と記事内で指摘。ブルージェイズと契約する可能性を疑問視しており、これまで熱い視線が注がれてきたドジャース、またはパドレスへの移籍を有力視しているようだ。

　記事によれば、ドジャース、パドレスの２球団が残ったことについて、あるナ・リーグの球団幹部は、「誰もが予想していた展開だ」とコメント。「候補のブルージェイズを除外することはできない」と前置きしながらも、「もし彼が南カリフォルニアのチームに行かないなら、それは驚きだ」と自身の見解を示したという。

　加えて、佐々木の価値に関しては、「３億ドル（約468億円）かかるとしても、まだ素晴らしい補強だ」と高く評価。また、マイナー契約しか結べない通称「25歳ルール」で各球団に契約金の上限が定められており、「その金額を考えたら、オオタニ以来最高のフリーエージェント（FA）獲得となるだろう」と分析していた。

　交渉期限は、米東部時間23日午後５時（日本時間24日午前７時）までとなっている佐々木。はたして最終的には、どんな決断を下すのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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