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プロ野球

【新助っ人診断】オリックスのA・ジョーンズは「ボール球の見極め」が鍵。特にスライダーと落ちる球には…

NPB外国人選手好きのtweet

2020.01.24

A・ジョーンズは、オリックスが望む

A・ジョーンズは、オリックスが望む"パワーとコンタクトスキルを両立した右打ちの中長距離砲"だ。(C)Getty Images

 2020年シーズンの助っ人外国人勢において、この人の名前は外せない。メジャーリー グでオールスター出場5回、ゴールドグラブ賞4回、シルバースラッガー賞1回、2017年WBCではアメリカを金メダル...
 2020年シーズンの助っ人外国人勢において、この人の名前は外せない。メジャーリー
グでオールスター出場5回、ゴールドグラブ賞4回、シルバースラッガー賞1回、2017年WBCではアメリカを金メダルへと導くなど、華々しい実績が光輝く正真正銘のスーパースターだ。

【プレースタイル・役割】
 積極的にスイングしていくアグレッシブな中長距離砲。メジャーでは、2011~2017年まで7年連続で25本塁打以上を記録。ここ2年間は本数を減らしているが、それでも昨年は16本を放っており、長打力はまだまだ健在である。率も残せるタイプで、規定打席に到達したシーズンで打率2割6分を下回った年は一度もなく、12分の7シーズンで2割8分台を残している。三振は少ないが、積極的なだけに四球も極端に少ない、いわゆるフリースインガーだ。

 オリックスは、この手の「パワーとコンタクトスキルを両立した右打ちの中長距離砲」を好む傾向がある。近年でいえば、ステフェン・ロメロ、クリス・マレーロ、ジョーイ・メネセス、そして新外国人のアデルリン・ロドリゲスと、全員がこのタイプに該当する。助っ人しての”力強さ”と、日本の変化球攻めに対応できる”柔軟さ”の最適バランスを考慮した結果だろう。このジョーンズも方針に該当しており、路線の延長上で最も格が高い選手が来日する形だ。

 守備について、4度のゴールドグラブ賞はすべてセンターで獲得しているが、2016年からは衰えが見られ、現在はライトにコンバートされている。ライトとしては、1年間を戦う上で問題にはならないだろう。走力について、近年は衰えが見られ、おおよそ平均レベルとなっているが、強打の助っ人としては走れる部類に入る。

 2019年のオリックス打線は、12球団で打率とOPSがワースト1位、得点と打点がワースト2位と、打力に大きな課題を抱える。また、ポジションでもライトがウイークポイントとなっており、ジョーンズには主軸として、この両面を総じて強化する働きが求められる。
 
【注目ポイント】
 ズバリ「ボール球への見極め」だ。全体のボール球スイング率でみれば、2015年から4年連続で数字は良化している。しかし内訳をみると、主に速球系に対して良化しており、大半の変化球に対しては依然として高いのだ。特にスライダーと落ちる球種には約半数にバットを出す傾向がある。これは馴染みのある選手でいえば、元阪神のウィリン・ロサリオや、日本で最もボール球に手を出すDeNAのホセ・ロペスを下回る数字であるため、いかにアグレッシブであるかがうかがえるだろう。

 昨年は、前半戦で13本塁打を放ったのに対し、後半戦は僅か3本塁打でシーズンを終えた。調子の波が大きいタイプかもしれないだけに、日本球界でどうボール球に対応するのか注目したい。

文●NPB外国人選手好きのtweet (@cpmmaff)

【PHOTO】艶やかに球場を彩るMLBの「美女チアリーダーズ」!

【著者プロフィール】
1992年生まれ。外国人選手をターゲットにしたアマチュアスカウティングが趣味の社会人。NPBで輝くことができる候補の発掘や、新外国人選手の分析等、ツイッターで情報発信を続けている。英語力は0。
 

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