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30歳のFA強打者サンタンダー、ブルージェイズと契約「また逃した」エ軍ファンは賛否両論「チームは危機を回避した」

THE DIGEST編集部

2025.01.22

ブルージェイズと5年9250万ドルで契約したサンタンダーは、エンジェルス行きも盛んに報じられていた。(C)Getty Images

ブルージェイズと5年9250万ドルで契約したサンタンダーは、エンジェルス行きも盛んに報じられていた。(C)Getty Images

 現地1月20日、米メディアはボルティモア・オリオールズからFAとなっていたアンソニー・サンタンダーがトロント・ブルージェイズと契約したと報じた。契約期間は5年で、総額は9250万ドル(約144億円)。6年目の球団オプションがあり、選手側が3年目に契約を破棄できるオプションもついているという。

 今オフにFAとなったサンタンダーを巡っては、長い間ロサンゼルス・エンジェルスが有力候補として報じられてきた。しかし、エンジェルスは契約を結ぶことはできなかった。

 サンタンダーのトロント行きについてエンジェルスファンの間では、賛否両論が巻き起こっている。エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』によると、30歳の強打者を獲得できずに肩を落とすファンもいれば、獲得しなくてよかったと感じているファンもいるようだ。

 落胆したファンは、「チームの穴を埋めるには必要な選手だった」「強打者を切実に求めていたのに」「クラブハウスでの評判は誰もが認めるところ」「スイッチヒッターだし、使い勝手はいくらでもあった」「獲得していればラインアップが充実していた」などといった声を挙げている。

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 一方、エンジェルスと契約しなくて安堵したファンは、「チームは危機を回避した」「素晴らしい選手だが、本物のスターではない」「古巣オリオールズのファンだって、重要な選手とは思っていない」「最悪の過ちはスターではない選手に大金を払うこと」「スイング以外で、大した貢献は期待できない」「守備も走塁も、平均打率もよくない」などと主張しているという。

 オフシーズンに入ってエンジェルスは、カイル・ヘンドリクス、ホルヘ・ソレアらを獲得。ペリー・ミナシアンGMもさらなる補強を行なうと表明しながらも、11月27日に菊池雄星との契約を発表して以来、新加入選手を発表していない。

 ニューヨーク・メッツからFAとなったピート・アロンソもエンジェルスの新戦力候補として報じられているが、はたしてさらなる補強は行なわれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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