「ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は2024年に打席と走塁で歴史を作ったが、マウンドに復帰する25年も記録を塗り替え続ける可能性がある。データサイトは、25年の大谷が驚異的な２ウェイスタッツを記録すると予測した」

　このように記した米メディア『Fastball on Sports Illustrated』のサム・コノン記者は、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が25年シーズンも驚異的な活躍をすると期待した。

　25年に大谷は投手としてマウンド復帰する。

「24年にマウンドに上がれなかった大谷は５月までに先発ローテーションに加わると予想されている。つまり、30歳の万能型スーパースターは、キャリア４度目のMVPを目指し、さらなる活躍を見せることだろう」

　23年に大谷が右肘を手術した影響で、24年の大谷はDHとして打者に専念。そんな状況で打率.310、54本塁打、二塁打38本、三塁打７本、打点130、得点134、盗塁59、OPS1.093、fWAR9.1と活躍してMVPを受賞した。

【画像】ドジャースのファンイベントで笑顔を見せた大谷翔平
  　米データサイト『FanGraphs』の成績予測システム『Steamer』によると、25年の大谷は打者として150試合に出場し、打率.280、43本塁打、二塁打30本、三塁打５本、打点104、得点123、34盗塁、OPS.939 と予測。投手としては９勝６敗、防御率3.48、WHIP1.165、121.0イニングで141奪三振と予測されている。

　こうしたデータを紹介したコノン記者は、「７億ドルプレーヤーは、ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースにとって、重要な役割を果たすはずだ。もし25年に４度目のMVPと優勝リングを獲得できれば、野球史上最大のスーパースターに並ぶものはいなくなるだろう」と、25年の大谷に期待を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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