バッテリー陣は現地２月11日、野手陣は15日から春季キャンプをスタートさせるロサンゼルス・ドジャースが10日、大谷翔平の自主トレ風景を公式SNSにアップした。

　投球練習のほか、素振り、ティ―バッティングを行なった大谷は、2023年９月に受けた右肘の手術、24年11月に受けた左肩の手術の影響を感じさせない動きを見せた。

『MLB.com』は、「ドジャースは11日に始まるバッテリーの春季キャンプを前に、オオタニの自主練習の映像をSNSで共有した。オフシーズン中に自主トレを行なうオオタニの映像が出回っていたが、チームがオオタニの進捗を披露したのは初めてだ」と伝えた。

　さらに、「右肘、左肩のリハビリに取り組んでことを考えると、オオタニは好調のようだ。25年はドジャース入団以来、初めて二刀流として復帰する」と報じている。

【動画】ドジャース公式が公開した大谷翔平の自主トレ姿
  「オオタニは２月１日のファンフェストで、“リハビリは予定通り”と語っており、開幕戦は打者として、５月中には投手として登板する見込みだ。ドジャース最大の注目のひとつが、二刀流スーパースターの完全復帰だ」

　このように大谷への注目度を記した同メディアは、「ただ、オオタニが二刀流として、エリートレベルのパフォーマンスを発揮できるかは不透明。とくに右肘は二度の手術を行なっている。同じく二度の手術を受けたウォーカー・ビューラーのように、完全な健康体となっても、元の状態に戻るには時間がかかる可能性がある」と、不安点を指摘。

　それでも、「いまのところ、状態は良さそうだ。デーブ・ロバーツ監督はファンフェストで、オフシーズンの大谷のスイング映像を観て“この冬に手術した選手とは到底思えない”と発言した。そして今春、ドジャースのユニホームを着た大谷の投球を見ることができる。長い間待ち望んでいた時間が、ようやくやってくるのだ」と、“二刀流”大谷の本領を心待ちにした。

構成●THE DIGEST編集部

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