ロサンゼルス・ドジャースの先発ローテーションは、当面は５人で回していくようだ。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は現地２月14日に投手陣に関する記事を掲載。「今シーズンは６人ローテーションを採用する予定だが、最初からそうするわけではない」と伝えた。

　アンドリュー・フリードマン編成本部長が14日、記者団に対して「５人の先発投手と、８人のリリーフ投手でシーズン開幕を迎える」と語ったという。

　そこで同メディアは５人の先発と８人のリリーフを予想。「上位４人は明らかだ」とした先発は順不同と断りながら、山本由伸、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、佐々木朗希の名前を挙げ、５番手は「春季キャンプでの競争」とした。

　５番手には、いずれも手術で2024年を全休した30歳のトニー・ゴンソリンと27歳のダスティン・メイ、23年の１年目に11勝を挙げて24年には２勝に終わった25歳のボビー・ミラーを挙げている。

「この３投手のうち、ひとりが先発ローテーションに入ると予想されている。ローテーションに入らなくとも、ブルペンとして開幕を迎える可能性があり、デーブ・ロバーツ監督は“米国での開幕まで時間はたっぷりある”と語った」

　またシーズン中には、大谷翔平の投手復帰も予定されている。

【動画】ライブBPに登板した山本由伸の投球
  　一方のリリーフ陣は、右投げのカービー・イェーツ、ブレイク・トライネン、左投げのタナー・スコット、アレックス・ベシア、アンソニー・バンダで構成されると予想し、「重要リリーフ投手のエバン・フィリップスとマイケル・コーペックは、IL（故障者リスト）スタートになる可能性が高い」とした。

　米国での開幕に先駆けて３月18日・19日に日本で開催されるシカゴ・カブスとの東京シリーズ２連戦では、「初戦の先発は山本だろう」とロバーツ監督が明かし、第２戦の先発は佐々木が有力視されている。

構成●THE DIGEST編集部

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