グラウンド外で小さくない火種が噴出している。
米放送局『Fox Sports』や米紙『New York Post』などによると、ニューヨーク・メッツの強打の捕手フランシスコ・アルバレスが昨季ワールドシリーズを制したロサンゼルス・ドジャースよりもメッツ打線の方が優秀だと発言し、波紋を呼んでいる。
【動画】ドジャースの栄光に満ちた2024年PSミニムービー
現在、米フロリダ州ポート・セント・ルーシでスプリングキャンプ中のメッツ。チームは昨シーズンオフ、FA市場の目玉となっていたニューヨーク・ヤンキースのフアン・ソトをMLB史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1148億円)の超大型契約で獲得に成功。注目の的となった。
また昨季12勝で勝ち頭のショーン・マナエアと再契約し、さらにクレイ・ホームズ、フランキー・モンタス、グリフィン・キャニングら先発投手を補強し、ベテラン野手のホセ・シリとジェシー・ウィンカーを獲得。これに加えて強打者のピート・アロンソとも再契約した。MLB公式サイトのマイク・パトリエロ記者は「今オフ最も補強に成功したのは、ドジャースではなくメッツだ」と報じるほど、多くの戦力を揃えた。
大型補強を敢行したチームの動きを受け、アルバレスは「あらゆる選手を揃えたことで、どのチームとも戦える。最高のラインナップだ」と自信を示し、「俺たちの方がドジャースより優れている」と主張。昨シーズン、大谷翔平(ドジャース)と一緒にナ・リーグMVPの最終候補に残ったフランシスコ・リンドーアも「僕たちは本当に素晴らしいメンバーを揃えている」と答え、アルバレスの意見に同意した。
他球団からみれば、確かに脅威的な打線であることは間違いない。だが、これに異を唱えたのはLAメディアだ。
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は「ドジャースよりもメッツが優れていると考えるのは馬鹿げている」と反論。ドジャースの新加入選手がソトを上回る打撃成績は残せていないと認めたうえで、「ドジャースにはオオタニやムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、マックス・マンシー、ウィル・スミスがいる。これらの選手は、ジェフ・マクニール、ブランドン・ニモ、タイロン・テイラー、そしてアルバレス自身よりも、ドジャースファンを安心させる多くの理由を与えてくれる」と言及。MVPトリオをはじめとした抜け目ない強力打線を誇ると主張する。
続けて、「メッツがソトを獲得したことで、彼らは自らを過大評価するようになった可能性が高い。確かに巨額契約であり、メッツにとって明らかな勝利だったが、ソトを除けば、2025年のラインナップは24年とほとんど同じであり、メッツは(昨季)6月末まで勝率5割を下回っていた」と鋭く指摘。「メッツ打線がドジャースの打線より優れていると大胆に主張するのは、少々傲慢になりすぎた」と切り捨てた。
メッツは昨シーズン89勝73敗でナ・リーグ東地区3位に終わったがワイルドカードでポストシーズン進出切符を掴むと、同リーグ中地区優勝のミルウォーキー・ブルワーズ、東地区王者のフィラデルフィア・フィリーズを立て続けに撃破し、9年ぶりのリーグ優勝決定シリーズに進出。神がかり的な勝ち上がりで「ミラクルメッツ」と称されたが、同シリーズで大谷に3ラン本塁打を打たれるなど、ドジャースに屈してワールドシリーズ進出を逃した。
何かと因縁あるロサンゼルスとニューヨーク。25年シーズンも、ライバル対決は激しく火花を散らしそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「髪が短い!」大谷翔平、自然体の“顔面ドアップショット”にファン喝采「若返ってない?」「昔の和田アキ子感ある」
【記事】大谷翔平の“遊び心”が指揮官に炸裂! すり替えたミニポルシェは3万円、実際の新車価格は約600万円の絶大人気カラー
【記事】「奥様も影響してる?」ドジャース大谷翔平、“女性下着メーカー”と広告契約! 副収入108億円…止まらぬCMラッシュにX衝撃「どこまで増えるんだ」
米放送局『Fox Sports』や米紙『New York Post』などによると、ニューヨーク・メッツの強打の捕手フランシスコ・アルバレスが昨季ワールドシリーズを制したロサンゼルス・ドジャースよりもメッツ打線の方が優秀だと発言し、波紋を呼んでいる。
【動画】ドジャースの栄光に満ちた2024年PSミニムービー
現在、米フロリダ州ポート・セント・ルーシでスプリングキャンプ中のメッツ。チームは昨シーズンオフ、FA市場の目玉となっていたニューヨーク・ヤンキースのフアン・ソトをMLB史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1148億円)の超大型契約で獲得に成功。注目の的となった。
また昨季12勝で勝ち頭のショーン・マナエアと再契約し、さらにクレイ・ホームズ、フランキー・モンタス、グリフィン・キャニングら先発投手を補強し、ベテラン野手のホセ・シリとジェシー・ウィンカーを獲得。これに加えて強打者のピート・アロンソとも再契約した。MLB公式サイトのマイク・パトリエロ記者は「今オフ最も補強に成功したのは、ドジャースではなくメッツだ」と報じるほど、多くの戦力を揃えた。
大型補強を敢行したチームの動きを受け、アルバレスは「あらゆる選手を揃えたことで、どのチームとも戦える。最高のラインナップだ」と自信を示し、「俺たちの方がドジャースより優れている」と主張。昨シーズン、大谷翔平(ドジャース)と一緒にナ・リーグMVPの最終候補に残ったフランシスコ・リンドーアも「僕たちは本当に素晴らしいメンバーを揃えている」と答え、アルバレスの意見に同意した。
他球団からみれば、確かに脅威的な打線であることは間違いない。だが、これに異を唱えたのはLAメディアだ。
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は「ドジャースよりもメッツが優れていると考えるのは馬鹿げている」と反論。ドジャースの新加入選手がソトを上回る打撃成績は残せていないと認めたうえで、「ドジャースにはオオタニやムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、マックス・マンシー、ウィル・スミスがいる。これらの選手は、ジェフ・マクニール、ブランドン・ニモ、タイロン・テイラー、そしてアルバレス自身よりも、ドジャースファンを安心させる多くの理由を与えてくれる」と言及。MVPトリオをはじめとした抜け目ない強力打線を誇ると主張する。
続けて、「メッツがソトを獲得したことで、彼らは自らを過大評価するようになった可能性が高い。確かに巨額契約であり、メッツにとって明らかな勝利だったが、ソトを除けば、2025年のラインナップは24年とほとんど同じであり、メッツは(昨季)6月末まで勝率5割を下回っていた」と鋭く指摘。「メッツ打線がドジャースの打線より優れていると大胆に主張するのは、少々傲慢になりすぎた」と切り捨てた。
メッツは昨シーズン89勝73敗でナ・リーグ東地区3位に終わったがワイルドカードでポストシーズン進出切符を掴むと、同リーグ中地区優勝のミルウォーキー・ブルワーズ、東地区王者のフィラデルフィア・フィリーズを立て続けに撃破し、9年ぶりのリーグ優勝決定シリーズに進出。神がかり的な勝ち上がりで「ミラクルメッツ」と称されたが、同シリーズで大谷に3ラン本塁打を打たれるなど、ドジャースに屈してワールドシリーズ進出を逃した。
何かと因縁あるロサンゼルスとニューヨーク。25年シーズンも、ライバル対決は激しく火花を散らしそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「髪が短い!」大谷翔平、自然体の“顔面ドアップショット”にファン喝采「若返ってない?」「昔の和田アキ子感ある」
【記事】大谷翔平の“遊び心”が指揮官に炸裂! すり替えたミニポルシェは3万円、実際の新車価格は約600万円の絶大人気カラー
【記事】「奥様も影響してる?」ドジャース大谷翔平、“女性下着メーカー”と広告契約! 副収入108億円…止まらぬCMラッシュにX衝撃「どこまで増えるんだ」