専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「菅野智之がア・リーグ新人王を獲得」オリオールズ地元メディアが大胆予測「オールドルーキーがボルティモアに成功をもたらす」

THE DIGEST編集部

2025.02.18

今オフにオリオールズに加入した菅野。写真:THE DIGEST写真部

今オフにオリオールズに加入した菅野。写真:THE DIGEST写真部

 今オフにボルティモア・オリオールズに加入した35歳の菅野智之に、地元メディアが大きな期待を寄せている。オリオールズ専門メディア『Birds Watcher』は現地2月16日、「2025年シーズンの大胆な予測」と題した記事で菅野を取り上げ、「スガノがア・リーグ新人王を獲得する」と記した。

「24年シーズンの新人王レースで、外野手のコルトン・カウザーがルイス・ヒル(ニューヨーク・ヤンキース)に次ぐ2位に終わったため、オリオールズは2年連続の新人王を逃した(23年はガナー・ヘンダーソン)。しかし、今年はスガノがボルティモアにタイトルを持ち帰る。12年のプロキャリアを持つ右腕を新人と呼ぶのは奇妙な感覚だが、資格はある。オールドルーキーがボルティモアに成功をもたらす」

 菅野はNPBで沢村賞を2度(17、18年)、MVPを3度(14、20、24年)受賞し、4度の最多勝と最優秀防御率のタイトルに輝いた。35歳で初めて海を渡った35歳右腕の経歴を紹介した同メディアは、「トモユキは球速を自在に操り、コーナーを巧みに突くインテリジェンス溢れる投手。過去にはメジャーリーグの打者を相手に成功を収めており、24年にMVPを受賞した実力を今シーズンも見せてくれるだろう」と、全幅の信頼を寄せた。

【動画】オリオールズの春季キャンプに合流した菅野、チームメイトに「ワールドシリーズで勝ちたい」と意気込み
 
 オリオールズが属するア・リーグ東地区は、ヤンキース、ボストン・レッドソックス、タンパベイ・レイズ、トロント・ブルージェイズで争われ、23年は101勝61で地区優勝。しかし地区シリーズでテキサス・レンジャーズに敗れ、24年シーズンは91勝71敗をマークしてヤンキースに次ぐ2位でポストシーズンに進出したが、ワイルドカード・シリーズでカンザスシティ・ロイヤルズに敗れた。

 24年に15勝を挙げたコービン・バーンズがアリゾナ・ダイヤモンドバックスへと移籍。米誌『Sports Illustrated』によると先発ローテーションは、13勝のグレイソン・ロドリゲス、24年のトレード期限直前に加入して9戦5勝のザック・エフリンが軸で、3番手に菅野が入ると予想されている。はたして菅野は3年連続のポストシーズン進出と、プレーオフでの勝利に貢献できるのか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「髪が短い!」大谷翔平、自然体の“顔面ドアップショット”にファン喝采「若返ってない?」「昔の和田アキ子感ある」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号