3月18~19日に日本で開催される東京シリーズまで1か月。このタイミングで『MLB.com』のポール・カセラ記者が、「東京シリーズで注目するべき5つのストーリー」と題した記事で、ロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスが対戦する試合の注目点を挙げた。
「東京シリーズまであと1か月。ワールドシリーズ王者のドジャース、そしてカブスによる2025年の開幕シリーズには、熱狂に包まれる理由がすでにある」と記したカセラ記者は、注目点のひとつ目を「大谷翔平は次に何をするのだろうか」とした。
「MLB史上初の50ー50、MVP、ワールドシリーズのタイトルを手にした大谷が、25年に何を見せてくれるのか。日本のファンの前でのマウンド復帰はないだろうが、DHとして間違いなく出場する。大谷のすべての打席はどれも必見だ。カブスの今永昇太が開幕戦で先発する。24年、大谷は今永に対して5打数無安打、1三振。大谷の今永に対するリベンジは注目だ」
2つ目は「帰国する日本選手たち」。「カブスの開幕戦の先発は今永で、一方のドジャースは山本由伸が先発する可能性が高く、2戦目には佐々木朗希が先発すると予想されている。初戦の今永と山本の投げ合いは見ものだ。その翌日に佐々木が投げるなら、日本人投手の話題はさらに続く。23歳の天才投手は、NPBの千葉ロッテで4シーズンを過ごし、通算防御率2.10、394.2イニングで505奪三振を記録している。さらに、カブスの鈴木誠也は東京出身。地元の多くのファンから歓声を集めるだろう」と、日本人選手を紹介している。
3つ目は「ドジャースのタイトル防衛シーズンの幕開け」とし、「ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースがどのような戦いを見せるのか。大谷やムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、テオスカー・ヘルナンデスの打撃陣に、投手陣も日本人以外にブレイク・スネル、タイラー・グラスノーらがいる。それでも連覇は簡単ではない。1998~2000年のニューヨーク・ヤンキースの3連覇以降、2年連続でワールドシリーズを制したチームはない。一方のカブスは、20年シーズン以来のポストシーズン復帰を狙う1年となる」と記した。
【動画】大谷翔平が春季キャンプのブルペンで投球練習!
4つ目は「待望のチームデビュー」として、今オフにヒューストン・アストロズからカブスに加入したカイル・タッカーに注目。「ヒューストンで3度のオールスターに出場し、22年のワールドシリーズを制したタッカーは、24年に78試合の出場にとどまったにもかかわらず、23本塁打を記録。過去4年の162試合平均は、35本塁打、111打点、25盗塁だ」と、スター選手の新天地デビューを心待ちにした。
最後の5つ目は「カブスの三塁手は誰が守るのか」。「タッカーを獲得したトレードでアストロズに放出したのが、期待の三塁手アイザック・パレデスだった。現時点で誰が三塁を守るのか未定だが、トッププロスペクトのマット・ショーが抜擢されるかもしれない。24年は2Aと3Aで121試合、21本塁打、31盗塁を記録。この23歳の有望株が東京でチャンスを掴むのか」と、スター候補選手のメジャーデビューに期待を込めた。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「ほぼすべてを達成した大谷翔平が、成しえていない偉大な記録」史上7人目のW受賞に米メディア期待「14年のカーショウ以来…」
「東京シリーズまであと1か月。ワールドシリーズ王者のドジャース、そしてカブスによる2025年の開幕シリーズには、熱狂に包まれる理由がすでにある」と記したカセラ記者は、注目点のひとつ目を「大谷翔平は次に何をするのだろうか」とした。
「MLB史上初の50ー50、MVP、ワールドシリーズのタイトルを手にした大谷が、25年に何を見せてくれるのか。日本のファンの前でのマウンド復帰はないだろうが、DHとして間違いなく出場する。大谷のすべての打席はどれも必見だ。カブスの今永昇太が開幕戦で先発する。24年、大谷は今永に対して5打数無安打、1三振。大谷の今永に対するリベンジは注目だ」
2つ目は「帰国する日本選手たち」。「カブスの開幕戦の先発は今永で、一方のドジャースは山本由伸が先発する可能性が高く、2戦目には佐々木朗希が先発すると予想されている。初戦の今永と山本の投げ合いは見ものだ。その翌日に佐々木が投げるなら、日本人投手の話題はさらに続く。23歳の天才投手は、NPBの千葉ロッテで4シーズンを過ごし、通算防御率2.10、394.2イニングで505奪三振を記録している。さらに、カブスの鈴木誠也は東京出身。地元の多くのファンから歓声を集めるだろう」と、日本人選手を紹介している。
3つ目は「ドジャースのタイトル防衛シーズンの幕開け」とし、「ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースがどのような戦いを見せるのか。大谷やムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、テオスカー・ヘルナンデスの打撃陣に、投手陣も日本人以外にブレイク・スネル、タイラー・グラスノーらがいる。それでも連覇は簡単ではない。1998~2000年のニューヨーク・ヤンキースの3連覇以降、2年連続でワールドシリーズを制したチームはない。一方のカブスは、20年シーズン以来のポストシーズン復帰を狙う1年となる」と記した。
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4つ目は「待望のチームデビュー」として、今オフにヒューストン・アストロズからカブスに加入したカイル・タッカーに注目。「ヒューストンで3度のオールスターに出場し、22年のワールドシリーズを制したタッカーは、24年に78試合の出場にとどまったにもかかわらず、23本塁打を記録。過去4年の162試合平均は、35本塁打、111打点、25盗塁だ」と、スター選手の新天地デビューを心待ちにした。
最後の5つ目は「カブスの三塁手は誰が守るのか」。「タッカーを獲得したトレードでアストロズに放出したのが、期待の三塁手アイザック・パレデスだった。現時点で誰が三塁を守るのか未定だが、トッププロスペクトのマット・ショーが抜擢されるかもしれない。24年は2Aと3Aで121試合、21本塁打、31盗塁を記録。この23歳の有望株が東京でチャンスを掴むのか」と、スター候補選手のメジャーデビューに期待を込めた。
構成●THE DIGEST編集部
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