ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平のプライベート映像が米メディアによって公開された。愛車ポルシェを縦列駐車する様子をキャッチされたもので、その“腕前”についてSNS上ではさまざま意見が飛び交っている。
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　現地２月17日、ドジャースの関係者が集って行なわれたのが「チキンウイングの大食い競争」だ。大谷はその会場に漆黒のポルシェを運転して駆けつけた。車外でウィル・アイアトン通訳らが見守るなか、数回切り返しながら縦列で駐車を終えると、大谷は笑顔を振りまいて会場へと立ち去る。その一部始終が米メディア『TMZ Sports』によって撮影され、公式Ｘ上などに動画で公開されたのだ。

　同メディアは「ついに世界はショウヘイ・オオタニが平凡である瞬間を目撃した。縦列駐車である！」と記し、「彼はスペースに縦列で停めるまでに１分を要した。オオタニの人生において印象的な58秒ではなかっただろうが、ドジャースファンは100マイル（約160キロ）を投げ、50本塁打を打ち、50盗塁を決めるのにドライブ技術など必要ないことを知っている」と続けた。

　こうした取り上げ方に異を唱えたのが、大谷マニアとして知られ、『Fox Sports』でMLBアナリストを務めるベン・バーランダ－氏だ。自身のＸで「TMZがショウヘイの縦列駐車をビデオ撮影したのは酷いね。誰も縦列駐車なんて録画されたくないよ」と擁護。しかし、最後の一文で「こうした下手な場合は特にね」とオチをつけた。
  　上手か、下手か。SNS上では米ファンの間でも賛否両論が渦巻いた。「オオタニも人間だったか」「あまり運転に慣れてないのかな？」「運転手を雇えばいいのに」「日米で道路が逆だからしょうがない」「正直言ってＢ＋だな」といった懐疑的な声がある一方で、「え？ 悪くないよね？」「全然普通だろ」「俺の縦列駐車のほうが10倍酷いぞ」「クルマを大事に扱ってるだけじゃないか」「どこが下手なんだよ！」など、反論も少なくない。

　ポルシェの超ロングな車体を気にしながら、大谷らしく丁寧かつ慎重に駐車しているだけのように見えるが...。縦列駐車ひとつでこれだけ話題になってしまうのも、世紀のスーパースターたる所以か。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】上手か、下手か、それとも普通か。大谷翔平が愛車ポルシェを縦列駐車する実際の映像