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被弾の佐々木朗希、「厳しい現実は、成長途中であることの証拠」米記者はファンに“忍耐”要求「期待を控えるのが賢明」

THE DIGEST編集部

2025.02.27

ホワイトソックスのマイナー選手を相手に、3回途中38球、2安打、2四球、1奪三振、1失点の内容だった佐々木。(C)Getty Images

ホワイトソックスのマイナー選手を相手に、3回途中38球、2安打、2四球、1奪三振、1失点の内容だった佐々木。(C)Getty Images

 現地2月25日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が、シカゴ・ホワイトソックスとの実戦形式練習のライブBPに登板し、マイナー選手を相手に3回途中38球、2安打、2四球、1奪三振、1失点の内容だった。

 打者相手の登板は20日のライブBP以来二度目、他球団を相手に初めて佐々木が登板することで、米メディアも大きな注目をしていた。しかし、佐々木は先頭打者のカイル・ティールに右翼スタンドへの本塁打を打たれてしまった。

 その後は立ち直ってホワイトソックスのマイナー選手を抑えた佐々木について、デーブ・ロバーツ監督は「想定していた通りの成績だと思う。彼はまだ完成品ではない。打者に対してどんな球種の組み合わせが、どう機能するのか確認できただけでも収穫だろう」と語った。

 米メディア『FanSided』のクリストファー・クライン記者は、佐々木の登板を記事で取り上げ、「本塁打を打たれたドジャースの新エース候補は、最高とは言えないスタートを切った。ただ、春季トレーニングでの厳しい現実は、まだ成長途中であることの証拠だ」とし、現時点の結果よりも今後の成長ぶりに目を向けるべきだと強調した。

【動画】佐々木がホワイトソックスのティールに打たれた本塁打!
 
「佐々木の初めての練習形式の対外試合は、ドジャースファンが想像していたようなデビュー戦ではなかっただろう。本塁打を打たれたが、その後は6人の打者を連続で打ち取り、見事に立ち直った。今回の登板に賛否両論あるだろうが、佐々木については忍耐が必要だ。NPBからMLBへの移行に順応するのは大変だ。マウンドも違えば、打者のレベルもはるかに高い。山本由伸が春季トレーニングで打ち込まれた1年前を思い出してほしい」

 クライン記者は佐々木の秘めるポテンシャルは、3歳年上の山本以上だと評価。さらに「とくに若い投手に対しては、期待を控えるのが賢明だろう。たとえ鳴り物入りの佐々木のような投手に対してもだ。これからさらに長い道のりが待っている。ドジャースの選手育成能力は並外れており、先発陣に才能豊かな面々を揃えるチームにあって、佐々木が受けるプレッシャーは最小限だろう」と続け、佐々木の将来に思いを馳せた。

構成●THE DIGEST編集部

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