シーズン開幕に向けて、ロサンゼルス・ドジャースのリリーフ陣が万全ではないようだ。すでにマイケル・コーペック、エバン・フィリップスの開幕戦欠場が決まっているなか、現地２月25日、ロースター候補だったマイケル・グローブも開幕絶望とデーブ・ロバーツ監督が明かした。

　28歳の右腕グローブは2024年シーズン、51イニングの登板で54奪三振、四球がわずかに16と安定した成績で実力を証明。しかし、プレーオフ地区シリーズ中に右肩痛を訴えロースターから外れ、そのままシーズンを終えている。

　ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、「昨シーズン終盤に肩を痛めたグローブの回復プログラムが予定より１か月も遅れているため、開幕戦には間に合わない」と伝えた。

　米誌『Sports Illustrated』は、「グローブの開幕戦欠場は、間違いなくチームにとって打撃だ。すでに数人の有力リリーフが戦列を離れているだけに、なおさらだ」と、ドジャースにとって痛手だと報じている。

「コーペックは前腕部の炎症、フィリップスはワールドシリーズ前に肩の肩甲下筋を断裂。また、ブルスダー・グラテロルは断裂した関節唇の修復に取り組んでおり、シーズンの大半を欠場することになる」

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  　負傷や回復の遅れとネガティブなニュースが続くなか、『Dodgers Nation』は、「稼働できるリリーフは、左腕のタナー・スコット、アレックス・ベシア、アンソニー・バンダ、右腕のカービー・イェーツ、ブレイク・トライネン。さらに先発５番手を逃した投手（トニー・ゴンソリンかダスティン・メイ）のほか、ランドン・ナック、エドガルド・エンリケス、ベン・カスパリウス、そしてルイス・ガルシア、ジョバンニ・ガジェゴスといった非ロースター招待選手がメンバー入りする可能性もある」と伝えた。

　はたしてドジャースの開幕ロースター、とくにブルペン陣はどのようなメンバーになるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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