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ヤンキースはドジャースに勝つべきだった⁉ 劇的HR浴びた投手が「我々の方が良いチームだった」と豪語 「クラブハウスのみんなもそう思ってる」

THE DIGEST編集部

2025.02.27

WS第1戦でフリーマンにサヨナラ弾を打たれたコルテスJr.(中央)。(C) Getty Images

 昨季のワールドシリーズ(WS)ではロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースという球界を代表する名門が激突。接戦が予想されていたものの、ドジャースが4勝1敗でヤンキースを退けたことで、明暗がはっきり分かれたシリーズとなった。しかし単純な実力ではヤンキースが優っていたとの主張が当事者から出てきた。

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 WS第1戦、ヤンキース1点リードの10回裏1死一、二塁の場面でマウンドに立ったネスタ―・コルテスJr.は大谷翔平を打ち取り、ムーキー・ベッツを歩かせた。2死満塁で打席に立ったフレディ・フリーマンは足首と肋骨の怪我で満身創痍の状態であり、白星発進が目前まで迫っていたかに思われたヤンキースだったが、コルテスJr.の初球は歓喜に沸くライトスタンドに運ばれた。

 その後勢いに乗ったドジャースの圧倒的な強さに押され、15年ぶりのWSをわずか1勝で終えたヤンキース。しかしある意味戦犯となってしまったコルテスJr.はヤンキースがタイトルを勝ち取るべきだったと、米スポーツ専門メディア『The Athletic』のインタビューで振り返った。

「私たちはあの試合(第1戦)に勝つために十分なことをやった。第2戦と第3戦には敗れたかもしれないが、第4戦と第5戦も勝つべきだった。だから、私たちから勝利が"滑り落ちた"と言うことができる。私たちは多くのミスを犯したが、結局のところ、我々の方がより良いチームだった。僕もそう思っているし、(ヤンキースの)クラブハウスにいるみんなもそう思っていると思う」

 今オフには4シーズン過ごしたヤンキースからミルウォーキー・ブルワーズにトレードされたコルテスJr.。フリーマンへの1球がシリーズの命運を分けたという見方ができることは確かだが、今回のコメントは負け惜しみと捉えられてもおかしくないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】コルテスJr.がフリーマンにサヨナラ逆転満塁ホームランを浴びたシーンをプレイバック!
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