専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

カブス指揮官が全幅の信頼! 今永昇太と鈴木誠也は「チームにとって最も重要な選手」 日本野球のストロングポイントは?

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2025.03.14

カブスの今永(左)と鈴木(右)は公式会見で記念撮影に応じた。(C)Getty Images

カブスの今永(左)と鈴木(右)は公式会見で記念撮影に応じた。(C)Getty Images

 3月14日、MLBの東京シリーズ2025(18、19日=東京ドーム)に臨むシカゴ・カブスが都内で公式会見を行ない、今永昇太、鈴木誠也、クレイグ・カウンセル監督が出席。ロサンゼルス・ドジャースとの開幕2連戦に向け、意気込みを語った。
【画像】今永と鈴木が最高のパーティー!? 法被を着たカブス選手

 前日に来日を果たしたカブス。歓迎セレモニーでは、今永とカウンセル監督が一緒に鏡開きを行ない、樽酒をひしゃくで升に注いだ今永がカウンセル監督と乾杯して飲むなど、日本式の歓迎を楽しんだ。カウンセル監督は「来日してまだ36時間なんですけど、すべてが期待したものだった。チームビルディングでもいい経験をして素晴らしかったです。東京ドームに来られて嬉しく思います」と笑みを浮かべた。

 15日には阪神、16日には巨人とそれぞれオープン戦で対戦する。指揮官は「日本の球団と2試合できるのは大きく、世界の野球を学べるいい機会だ」と前向きだ。また、日本の野球の印象としてはスピーディーな走塁をストロングポイントに挙げ、「投手と捕手にはチャレンジな試合になるだろうね」と警戒を示した。
 
 チームの開幕投手を務める今永、そして主軸を担う鈴木については「イマナガもスズキもカブスにとって最も重要な選手だ。彼らの活躍なしには目標は達成できない」と不可欠な存在であることを強調。「特にショウタはカブスファンだけでなく、国境を越えて活躍をしてくれた。セイヤも年々オフェンス面で成長しているし、MLBトップクラスの選手であることを証明してくれている」と侍コンビを称賛した。

 今シーズンの初陣は昨季のワールドチャンピオンであるロサンゼルス・ドジャースと激突する。カウンセル監督は「公式戦は優勝トロフィーをかけた試合だ。ドジャースとの対戦は今季を占う意味で重要なテストとなる」と気を引き締めた表情で述べ、スター軍団打倒を誓った。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

【記事】ドジャース日本人トリオが主催! 31人全員参加の豪華“寿司ディナー”で東京開幕シリーズ決起集会へ「素晴らしい働きだ」

【記事】カブス専属リポーター、来日から一夜明け早速食べ歩き「アイスクリームのように見える2枚目は何?」「Tsukiji最高!」米ファン歓喜。叔父は伝説的な総合格闘家

【記事】東京シリーズを「ソウルシリーズの10倍すごいだろう」と表現したフリーマンに韓国メディアが疑問「なぜわざわざ比較する必要があるんだ?」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号