３月14日、MLB東京シリーズ2025（18、19日＝東京ドーム）に臨むロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の日本人３選手が都内のホテルで記者会見に登壇した。メジャーでは自身初となる日本での開幕戦を迎える大谷は「本当に楽しみ」と笑顔で語り、野球少年のように試合を待ち望んでいる。
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　日本が世界に誇る球界のスーパースターは開口一番、「本当に楽しみにしていますし、今は時差ボケを直すことに専念したい」と話し、「このシリーズをいいものにしたい。多くの日本人の活躍を多くの日本の方々に見ていただいたら嬉しいです。日本人以外にも個性を持った世界を代表する選手がプレーするのでMLBの醍醐味でもあるパワーやスピードを楽しんでいただけたら」とアピールした。

　開幕シリーズで対戦するシカゴ・カブスには2023年のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）でチームメイトだった今永昇太、鈴木誠也（代表選出も合流前に怪我で離脱）がいる。「日本で（試合を）するには久々なので、日本人とのプレーは楽しみにしていますし、素晴らしい投手たちと対戦できるのを楽しみにしています」と意気込んだ。
  　一昨年９月に受けた右肘手術の影響で打者専念となった昨季は54本塁打、59盗塁で前人未到の「50-50」を達成、打率.310、130打点と大活躍。リーグをまたいでの２年連続ホームラン王と日本人初となる打点王の二冠に輝き、３度目のリーグMVPを受賞した。

　ドジャースは15日に巨人（19時）、16日は阪神（12時）とオープン戦を戦い、18、19日にカブスとの開幕２連戦に臨む。２年ぶりの二刀流復活となる今季、大谷が６年ぶりのMLB日本開催でその打棒を発揮するか注目だ。

取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）

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