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ブルペン防御率4.82、被本塁打92本…悪夢の2024年を経て、ブルージェイズは25年にどう変わる?サンタンダー加入で得点力不足の解消なるか?

THE DIGEST編集部

2025.03.14

ブルージェイズ打線の起爆剤として期待されるA・サンタンダー。(C)Getty Images

 2024年、トロント・ブルージェイズは期待を大きく裏切り、アメリカン・リーグ東地区最下位に沈んだ。ブラディミール・ゲレーロJr.の活躍も実らず、チームは低迷。現地13日、米スポーツメディア『ClutchPoints』は、その要因をブルペンの崩壊と指摘している。

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 昨季のブルージェイズは、ブルペン防御率4.82とリーグ29位に低迷。被本塁打92本はリーグワーストであり、リリーフ陣の崩壊がチームの失速を招いた。
 
 もちろん、チームは手をこまねいていたわけではない。オフには、ジェフ・ホフマン(フィラデルフィア・フィリーズから)をクローザーとして獲得し、イミー・ガルシア(シアトル・マリナーズから)を復帰させた。ホフマンはフィリーズ時代に安定した成績を残し、ガルシアもブルージェイズ在籍時には好投を見せていた。

 しかし『ClutchPoints』は、ブルペン陣の不安要素は拭いきれないと見ている。救援投手の成績は不安定な要素が多く、計算できない部分が大きい。

 また、ブルージェイズは昨季、得点力不足にも苦しんだ。ゲレーロJr.を擁しながら、リーグ23位の得点力では上位進出は難しい。しかし、ボルティモア・オリオールズからフリーエージェントとなっていたアンソニー・サンタンダーの加入は、チームにとって大きなプラス要素となるだろう。得点力不足に苦しむブルージェイズ打線の起爆剤として期待される。

 同メディアは、ブルージェイズが25年に浮上するためには、ブルペン再建と得点力向上が不可欠だと結論づけている。リリーフ陣の整備と打線の奮起。この課題を克服した時、ブルージェイズは再び上位争いに加わるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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