MLBロサンゼルス・ドジャースは３月15日、東京ドームでNPB読売ジャイアンツとのプレシーズンゲームに臨み、５－１で勝利。「１番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は第２打席に２ランホームランを放ち、会場に訪れたファンの期待に応えた。

【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け！ 愛犬デコピンも登場 　今季遊撃手としての出場が示唆されていたムーキー・ベッツは体調不良のため欠場。代わりにミゲル・ロハスがショートの守備についた。また、ドジャースはリリーフ投手の短い継投でイニングを重ねるブルペンデーを実施した。

　１回表でいきなり訪れた“主役”大谷翔平の第１打席。一塁ベンチの阿部慎之助監督（巨人）に会釈してバッターボックスに入った大谷は、先発の戸郷翔征（巨人）の外角への投球に冷静に対応し四球で出塁する。後方へのファウルボールですらどよめきが起きるほど、会場中の注目がその打棒に集まっていた。

　ドジャースは２回まで戸郷の好投の前に凡退を続けていたものの、３回に新加入のマイケル・コンフォートが戸郷の初球を捉えライトスタンドへソロホームランを放ち先制に成功。死球で出塁したミゲル・ロハスに続き、アンディ・パヘスもタイムリーヒットを放つ。

　そして無死２塁で迎えた大谷の第２打席。戸郷の甘く入った初球のカーブを見事に捉えた大谷の打球はライトスタンド中段に着弾。待望の一打に満員の東京ドームが大歓声に包まれた。ドジャースはこの回一挙５得点を上げた。

　投手陣も好調だったドジャースは先発マウンドに立ったジャスティン・ロブレスキが２回無安打３奪三振と好投し２番手以降も無失点ピッチングを継続。６回にカービー・イェーツが１死一、二塁から吉川尚輝にタイムリーヒットを放たれるも４番岡本和真をファウルフライに打ち取り、最少失点でピンチを切り抜けた。

　ドジャースは16日、阪神タイガースとのプレシーズンゲーム第２試合に臨む。

取材・文●谷健生（THE DIGEST編集部）

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