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プロ野球

「いいコントロールがあるのにもったいない…」堀内恒夫氏、カブス戦先発の巨人グリフィンに今季“2桁勝利”を期待も…「ストライクゾーンに投げ過ぎる」と指摘

THE DIGEST編集部

2025.03.18

元巨人の監督で野球評論家の堀内恒夫氏。(C)Getty Images

元巨人の監督で野球評論家の堀内恒夫氏。(C)Getty Images

 巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏が3月16日、自身のブログを更新。同15日に行なわれた巨人とMLBシカゴ・カブスのプレシーズンマッチに先発したグリフィン投手について言及した。
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 巨人の先発グリフィンは、カブス戦で5回83球を投げて、5安打6奪三振、3四球1死球4失点で降板。チームも2ー4で敗北を喫した。

 そんなグリフィンについて、堀内氏は、ブログの冒頭で「今年はそこそこやってくれると期待しているんだけどねぇ。勝ち星が2桁いくんじゃないかと予想」と書き記し、その理由について「5回までしっかり投げてくれれば、あとは、リリーフ陣がなんとかするだろう。そういう計算」「逆に言うとローテーションを守り5回までは抑えてくれるだろう その期待が持てるピッチャーと言うことですよ」と自身の見解を示した。
 
 しかし、カブス戦でのグリフィンの投球には「ちょっと不安だねぇ(笑)」とコメントし、「昨年と変わってほしいところが変わっていないからさ」と指摘。続けて「彼はね完璧に狙い過ぎるところがあるよね。いいところにいいところに投げようとする。回を重ねていくうちにそれに疲れてスタミナ切れしボールが抜けて打たれる。 それが大体5回あたり。いいボールとコントロールがあるのにもったいないよね」と物申した。

 さらには「ストライクゾーンに投げ過ぎる。で、思い通りのところにいかないとカーっとくるような感じ。そうなると自分本位のピッチングになって投げるリズムが悪くなるから野手との呼吸も合わなくなる」と続けて、分析した。

 その上で、堀内氏は「グリフィンのボールならそこそこのところで勝負しても大丈夫なんだけどね。それを本人が自覚できるか。ここが2桁勝利への鍵となりそうだな」と改善点を指摘し、締めくくった。

 巨人のグリフィンは今季のオープン戦で3試合に登板し、防御率2.57 、1勝1敗、3奪三振、2失点、WHIP1.14の成績をマーク。堀内氏が予想する2桁勝利に届くのか、今シーズンの活躍が楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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