MLB

「スコアボードをはるかに超えるインパクト」山本由伸と阪神レジェンドの交流に米メディアが注目! 日本球界への影響力にも言及「MLBへの道を支えている」

THE DIGEST編集部

2025.03.18

阪神のレジェンドOB能見氏と、ドジャースの山本の交流が米メディアに注目された。(C) Getty Images

 3月16日に行なわれたMLB東京シリーズのエキシビジョンゲームで、ロサンゼルス・ドジャースは阪神タイガースと対戦し、0-3で敗れた。


 この一戦で中継の解説を務めた阪神のレジェンドOB能見篤史氏とドジャースの山本由伸との交流が、米でも注目を集めているようだ。同国メディア『essentially sports』は「タイガースの元エース投手が東京シリーズでドジャースを圧倒した後、山本由伸に力強いメッセージを送る」と題した記事の中で能見氏のインスタグラムの投稿も引用しながら、このように綴っている。
 
「試合後、能見はダッグアウトの横で山本由伸に近づき、握手を交わして笑顔を浮かべた。その瞬間はスコアボードをはるかに超えるインパクトを残した。能見はその後、自身のインスタグラムアカウントでストーリーをシェアし、『久しぶりに会えた 忙しい一日をありがとう いつも応援してるよ』とシンプルだが意味深いメッセージを添えた」 

 両者は、2021年から2年間にわたってオリックス・バファローズで共闘していた間柄。そんな元同僚への能見氏の投稿について同メディアは「その短い言葉で、能見は敬意だけでなく、野球は単なる統計や勝利ではなく、人間関係や残された遺産なのだということを思い出させてくれた」として、同氏の人間性を称賛。影響力に関しても、次のように綴る。

「能見篤史のキャリアは世界的にそれほど注目されなかったが、彼が日本の野球界に与えた影響は否定できない。その握手とメッセージで、彼は日本における野球の真の伝統がMLBへの道を支えていることを皆に思い出させた」

 また『essentially sports』は、新シーズンの山本についても言及。「東京シリーズでの彼の成功は、彼がメジャーリーグでのキャリアを前進させる準備ができていることを示している」としつつ、さらなる躍進への期待を込めた。

「ドジャースがプレーオフに進出できるかどうかは、彼がMLBの打者に適応し、並外れたコントロールを維持できるかどうかに大きくかかっている。チームは東京シリーズでシカゴ・カブスと対戦し、2025年のMLBシーズンをスタートさせる。ドジャースの開幕戦で山本が先発することは、このイベントの歴史的な背景と世界的なファンファーレの中でもトップストーリーとなっている」

 メジャー2年目で開幕投手という大役を任された山本が、鈴木誠也を擁するシカゴ・カブス打線を抑えて好スタートを切れるか。開幕戦は18日、東京ドームで19時10分にプレーボール予定だ。

構成●THE DIGEST編集部
【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた"現役バスケ選手時代"を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も

【画像】大谷翔平&真美子夫妻の"仲睦まじいツーショット"写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場

【画像】ドジャース奥さま軍団が披露した"美しき本格和装姿"を総チェック!