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次なる大谷翔平もドジャースへ? 「MLBは日本人選手の独占を黙認するだろう」と米報道 コミッショナーは「人々は現状に満足していると思う」と発言

THE DIGEST編集部

2025.03.18

ドジャースは長年、日本でブランドを築き、山本(左)大谷(中)佐々木(右)を獲得。(C)Getty Images

ドジャースは長年、日本でブランドを築き、山本(左)大谷(中)佐々木(右)を獲得。(C)Getty Images

 MLBは、日本の次なる大谷翔平がロサンゼルス・ドジャースに入団するのを止めるつもりはないようだ。

 ドジャースは長年、日本でブランドを築き、大谷、山本由伸、佐々木朗希など、日本のトップ選手を次々と獲得しているが、この独占状態に対してMLBは静観の構えだと、現地17日、米メディア『FANSIDED』が報じている。

 佐々木も移籍でいくつかのチームを検討したが、最終的にはドジャースを選んだ。大谷や山本といったスター選手との共闘は、若い日本人選手にとって大きな魅力だ。ドジャースは、日本のチームと言っても過言ではない。試合は日本で放送され、グッズも飛ぶように売れている。
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 経営規模の小さい球団のオーナーやファンからは、ドジャースの優位性を不公平だと批判する声も上がっているが、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏は、この状況を問題視していないという。

 マンフレッドコミッショナーは、NPBの榊原定征コミッショナーとの対談後、スポーツメディア『The Athletic』の取材に対し、次のように述べている。

「人々は現状にかなり満足していると思う。昨日の話では、十分な数の選手が米国に来て、それがお互いのビジネスを牽引するというバランスを見つけた。そして、エキシビションゲームを見ればわかるように、NPBの選手は本当に素晴らしい。本当に素晴らしい。それは私たち全員にとって理想的な世界だ」

 つまり、MLBとNPBは、選手が両国を行き来することで、互いに利益を得ていると考えている。

 また、マンフレッドコミッショナーは、ドジャースへの日本人選手の集中が、リーグ全体の収益を上げると考えている。グッズ販売も容易になり、コストも削減できる。NPBも、大谷や山本といった選手の海外移籍を、前向きに捉えている。

『FANSIDED』は、「MLBはドジャースによる日本人選手の独占を黙認するだろう。なぜなら、それがリーグ全体の利益につながると考えているからだ」と伝えている。

構成●THE DIGEST編集部

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