３月19日、シカゴ・カブスとロサンゼルス・ドジャースの東京シリーズ第２戦が行なわれ、６対３でドジャースが勝利。日本で連勝を飾ったワールドシリーズチャンピオンが好スタートを切った。

　先制したのは、前日の開幕戦に勝利したドジャースだ。２回、先頭の４番ウィル・スミスが四球で出塁すると、５番マックス・マンシーが右翼線に二塁打。無死ニ、三塁で６番エンリケ・ヘルナンデスの初球がパスボールとなり、ドジャースが先制した。無死三塁となってE・ヘルナンデスは中堅に犠飛を放って２点目を加えている。続く３回にはトミー・エドマンが左翼席にソロ本塁打を打ち込んでリードを３点に広げた。

　ドジャースの先発、佐々木朗希は初回を三者凡退に抑え、２回には２四球を出したものの遊直併殺などもあり、無失点でしのいだ。３回は９番ジョン・バーティに三安、１番イアン・ハップ、２番の鈴木誠也に連続四球を与えて１死満塁とすると、続く３番カイル・タッカーにも四球を与えて押し出し。カブスに１点を献上してしまった。

　ただ、ここで佐々木は崩れなかった。４番マイケル・ブッシュを見逃し三振に抑えると、５番マット・ショウから空振り三振を奪って満塁のピンチをしのぎきった。佐々木は３回を投げ終えた時点で降板。佐々木のメジャーデビュー戦は、56球、被安打１、３奪三振、５四球、１失点の成績だった。

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  　ドジャースは４回、二塁打のスミスを二塁に置いて、E・ヘルナンデスが２ラン本塁打。再度カブスを突き放すと、５対２で迎えた５回には１番の大谷翔平が魅せた。大観衆の期待に期待に応える今シーズン第１号。ビデオ検証の結果、本塁打判定となった。

　投手陣は、佐々木からマウンドを譲り受けたルイス・ガルシア、ジャック・ドレイヤーがそれぞれ１失点したものの、４番手ランドン・ナックが６～７回を無失点に抑え込み、８回はカービー・イェーツ、９回はアレックス・ベシアが締めてドジャースが６対３で勝利した。

構成●THE DIGEST編集部

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