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MLB

「3億ドル以上の契約も納得」山本由伸がMLB公式の開幕投手パワーランキングで8位にランクイン「メジャー2年目は今のところ順調」今永昇太は10位タイ

THE DIGEST編集部

2025.03.26

MLB公式の「開幕戦先発投手パワーランキング」8位の山本(右)と10位タイの今永(左)。(C) Getty Images

MLB公式の「開幕戦先発投手パワーランキング」8位の山本(右)と10位タイの今永(左)。(C) Getty Images

 現地3月24日、MLB公式サイトのアンドリュー・サイモン記者は、2025年シーズンの「開幕戦先発投手パワーランキング」を公開。同サイトの有識者たちが投票を行ない、デトロイト・タイガースのタリク・スクーバルが1位、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が8位、シカゴ・カブスの今永昇太が10位タイに選出されている。
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 メジャー1年目の昨季は、右肩の故障で約3か月間の離脱を強いられながらも、18先発で7勝2敗、防御率3.00をマークし、ポストシーズンも4先発で2勝0敗、防御率3.86と好投した山本。今季は、カブスとのMLB東京シリーズ第1戦で開幕投手を務めると、5回3安打1失点、1四球、4奪三振で勝利投手となった。
 
 そんな山本の活躍ぶりを受け、記事内でサイモン記者は、「メジャー2年目は今のところ順調」「1年前のMLBソウルシリーズよりもはるかにスムーズなデビューだ」などと称賛のコメント。また、昨季ポストシーズンを含むここまでの投球内容については、「3億ドル以上の契約を納得させるだけの実力も見せた」と伝えている。
 
 一方、同じく昨季メジャーデビューを果たした今永は、29先発で15勝3敗、防御率2.91の成績を残しており、ナ・リーグの新人王投票で4位、サイ・ヤング賞投票で5位にランクイン。ドジャースとのMLB東京シリーズ第1戦では、大谷翔平を2打席連続で抑えるなど、4回無安打無失点、4四球、2奪三振と快投を見せた。
 
 この開幕戦に関しては、今永の無安打投球を高く評価しながらも、「4四球で4回に降板。今年、多くの投手がロサンゼルス戦で同じような経験をするはずだ」とドジャース打線を称えたサイモン記者。昨季の快進撃を振り返りつつ、「30歳の日本人ルーキーがメジャーを席巻」と紹介しており、24年シーズンへの期待も大きい。
 
 なお、今回の「開幕戦先発投手パワーランキング」で上位に選ばれている開幕投手の顔ぶれは、以下の通りだ。
 
1位 タリク・スクーバル(タイガース) 
2位 ポール・スキーンズ(パイレーツ) 
3位 ザック・ウィーラー(フィリーズ) 
4位 クリス・セール(ブレーブス) 
5位 ギャレット・クローシェイ(レッドソックス) 
6位 コール・レイガンズ(ロイヤルズ) 
7位 ローガン・ギルバート(マリナーズ) 
8位 山本由伸(ドジャース) 
9位 フランバー・バルデス(アストロズ) 
10位タイ ローガン・ウェブ(ジャイアンツ)、今永昇太(カブス)
 
構成●THE DIGEST編集部

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