現地27日、米メディア『FANSIDED』は、ニューヨーク・メッツでのデビュー戦を迎えたフアン・ソトが、昨年のニューヨーク・ヤンキース時代と似たような状況で期待に応えられなかったと報じた。

　ソトは昨シーズン、ヤンキースの一員として開幕戦で活躍した。ヒューストン・アストロズ戦で、３度出塁して打点もマーク。9回裏には同点の走者を本塁で阻止し、５対４の勝利に貢献した。
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  　１年後、今度はメッツの選手として同じアストロズとの開幕戦に臨んだソトは、８回までに４打席で１安打２四球と、チームの中で最も安定したバッティングをみせていた。そして、試合は１-３のビハインドで最終回にもつれ込み、９回表２死一、三塁と一発が出れば逆転の場面で、勝ち越しの走者として打席に立った。

　しかし、ソトはフルカウントから30歳左腕、ジョシュ・ヘイダーの85.6マイル(約138キロ)のスライダーを空振りし、試合終了となった。

『FANSIDED』は「ソトは昨年のように、メッツが彼に15年7億6500万ドル(約1148億円)を支払った理由を即座に示すことはできなかった」と伝えている。

　期待されたメッツでのデビュー戦では、勝負どころでの活躍を見せられなかったソト。今後の試合で、ファンを魅了するような活躍を見せてくれるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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