MLBロサンゼルス・エンジェルスは現地３月30日に公式Xを更新。今季のホームラン時のセレブレーションで使用する消防士ヘルメットをモチーフとした帽子を公開し話題となっている。

【動画】「粋なアイデア」トラウト考案の“消防士ヘルメット”セレブレーションを受けるパリス 　この日、敵地シカゴ・ホワイトソックス戦に臨んでいたエンジェルスは同点の８回にカイレン・パリスのソロホームランで勝ち越しに成功。この一打が決勝点となりホワイトソックスとの３連戦を２勝１敗で終えた。

　なかでも注目を集めたのは、ベンチに戻ったパリスが消防士ヘルメットをモチーフとしたハットを被せられてチームメイトの祝福を受けた一幕だ。エンジェルスは過去にも味方のホームラン後の儀式としてカウボーイハットや日本の兜、そして昨季は天使の輪を被せてお祝いしてきた。

　今季の消防士のヘルメットのアイデアはどのようにして生まれたのか。地元メディア「Bally Sports West」のレポーターを務めるエリカ・ウェストンさんは自身のXで「エンジェルスは今年、ホームランを祝うためにロサンゼルス郡の消防士のヘルメットを被っています」と投稿。実際にヘルメットには「FIRE CHIEF LA.Co.F.D」と書かれている。また、ウェストンさんはこのセレブレーションがチームの大黒柱マイク・トラウトのアイデアということも明かした。

　このセレブレーションを見たファンからは称賛の声が届いた。

「さすがアニキ」
「見た瞬間あーっと感動でした」
「粋なアイデアやな」
「この消防士ヘルメットを仲間に被せられるトラウトを何度でも見たい」
「沢山被って山火事を忘れない様に、消防士さんへの感謝を忘れない様にしたいですね」

　今年１月にはロサンゼルスで山火事が発生。対応にあたった消防士に対してロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が50万ドル（約7500万円）を寄付したほか、地元のスポーツチームから支援が集まっていた。

構成●THE DIGEST編集部
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