今シーズンの年俸トップ10はいったい誰なのか。MLB本部に提出された文書を基に、米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者がとりまとめた。米開幕時点のメンバーを対象とした順位は以下のとおり。金額は後払い分なども踏まえたMLB算定の評価価値となる。
1位 フアン・ソト(メッツ)6187万5000ドル(約90億円)
2位 ザック・ウィーラー(フィリーズ)4200万ドル(約61億円)
3位 ジェイコブ・デグロム(レンジャーズ)4000万ドル(約58億円)
3位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)4000万ドル(約58億円)
5位 アンソニー・レンドーン(エンジェルス)3857万1000ドル(約56億円)
6位 カルロス・コレア(ツインズ)3733万3000ドル(約54億円)
7位 マイク・トラウト(エンジェルス)3711万6000ドル(約53.9億円)
8位 ゲリット・コール(ヤンキース)3600万ドル(約52億円)
9位 ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)3300万ドル(約48億円)
10位 コリー・シーガー(レンジャーズ)3250万ドル(約47億円)
ドジャースの大谷翔平は年俸7000万ドル(約102億円)のうち6800万ドル(約99億円)を後払いとしている。大谷の25年の評価価値は200万ドル(約2.9億円)ではなく2820万ドル(約41億円)と計算され、ランキングでは18位になる。
今オフにレッドソックスと3年1億2000万ドル(約175億円)の契約を結んだアレックス・ブレグマンも大谷のように後払いを設定。今年の評価価値は年平均4000万ドル(約58億円)ではなく、2593万ドル(約38億円)となるようだ。
「球界全体に後払い契約の波が押し寄せるなか、ソトが球界最高年俸選手となった。メッツと結んだプロスポーツ史上最高額となる15年7億6500万ドル(約1117億円)の契約に、後払いは含まれない。今年の年俸はMLBの計算で6187万5000ドルとなり、2位のウィーラーに2000万ドル近い差をつけている」
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ナイチンゲール記者は、さらにトップ10のランキングに言及。「上位10人にドジャースの選手はいないが、MLBの計算によると、大谷翔平よりも1000万ドル以上稼ぐ選手が“隣のチーム”に2人いる。エンジェルスのレンドーンとトラウトだ。両者の契約には後払いがない」と記した。
近年、レンドーンは毎年のように長期離脱。24年シーズンは3度も負傷者リスト入りした。春季キャンプでの復帰が期待されたが、左腹斜筋のリハビリ中にあらたに左股関節の負傷が発覚してオフ中に手術。今シーズン中の復帰が絶望と見られている。
一方のトラウトも毎年の故障を繰り返しているが、今シーズンは開幕から試合に出場。9試合で打率.188、本塁打3、打点8、OPS.800の成績を残している。
なお、チーム最高給与額のトップ10ランキングは以下のとおり。
1位 メッツ(3億2310万ドル=約472億円)
2位 ドジャース(3億2130万ドル=約469億円)
3位 ヤンキース(2億9350万ドル=約429億円)
4位 フィリーズ(2億8420万ドル=約415億円)
5位 ブルージェイズ(2億3960万ドル=約350億円)
6位 レンジャーズ(2億2050万ドル=約322億円)
7位 ブレーブス(2億1480万ドル=約314億円)
8位 パドレス(2億890万ドル=約305億円)
9位 カブス(1億9630万ドル=約287億円)
10位 ダイヤモンドバックス(1億9530万ドル=約285億円)
チーム別の最高給与額についてナイチンゲール記者は、「ドジャースは大谷ら大物スター選手との契約に後払いを含めているため、開幕日の年俸総額が3億2130万ドルとなり、メッツの3億2310万ドルに次ぐ2位となった」と記載。続けて、「ドジャースがトップではないのは、複数選手と後払い契約を結んでいるためだ。大谷のほかにもタイラー・グラスノー、ブレイク・スネル、テオスカー・ヘルナンデス、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、トミー・エドマンらがそうだ」と説明した。
構成●THE DIGEST編集部
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1位 フアン・ソト(メッツ)6187万5000ドル(約90億円)
2位 ザック・ウィーラー(フィリーズ)4200万ドル(約61億円)
3位 ジェイコブ・デグロム(レンジャーズ)4000万ドル(約58億円)
3位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)4000万ドル(約58億円)
5位 アンソニー・レンドーン(エンジェルス)3857万1000ドル(約56億円)
6位 カルロス・コレア(ツインズ)3733万3000ドル(約54億円)
7位 マイク・トラウト(エンジェルス)3711万6000ドル(約53.9億円)
8位 ゲリット・コール(ヤンキース)3600万ドル(約52億円)
9位 ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)3300万ドル(約48億円)
10位 コリー・シーガー(レンジャーズ)3250万ドル(約47億円)
ドジャースの大谷翔平は年俸7000万ドル(約102億円)のうち6800万ドル(約99億円)を後払いとしている。大谷の25年の評価価値は200万ドル(約2.9億円)ではなく2820万ドル(約41億円)と計算され、ランキングでは18位になる。
今オフにレッドソックスと3年1億2000万ドル(約175億円)の契約を結んだアレックス・ブレグマンも大谷のように後払いを設定。今年の評価価値は年平均4000万ドル(約58億円)ではなく、2593万ドル(約38億円)となるようだ。
「球界全体に後払い契約の波が押し寄せるなか、ソトが球界最高年俸選手となった。メッツと結んだプロスポーツ史上最高額となる15年7億6500万ドル(約1117億円)の契約に、後払いは含まれない。今年の年俸はMLBの計算で6187万5000ドルとなり、2位のウィーラーに2000万ドル近い差をつけている」
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ナイチンゲール記者は、さらにトップ10のランキングに言及。「上位10人にドジャースの選手はいないが、MLBの計算によると、大谷翔平よりも1000万ドル以上稼ぐ選手が“隣のチーム”に2人いる。エンジェルスのレンドーンとトラウトだ。両者の契約には後払いがない」と記した。
近年、レンドーンは毎年のように長期離脱。24年シーズンは3度も負傷者リスト入りした。春季キャンプでの復帰が期待されたが、左腹斜筋のリハビリ中にあらたに左股関節の負傷が発覚してオフ中に手術。今シーズン中の復帰が絶望と見られている。
一方のトラウトも毎年の故障を繰り返しているが、今シーズンは開幕から試合に出場。9試合で打率.188、本塁打3、打点8、OPS.800の成績を残している。
なお、チーム最高給与額のトップ10ランキングは以下のとおり。
1位 メッツ(3億2310万ドル=約472億円)
2位 ドジャース(3億2130万ドル=約469億円)
3位 ヤンキース(2億9350万ドル=約429億円)
4位 フィリーズ(2億8420万ドル=約415億円)
5位 ブルージェイズ(2億3960万ドル=約350億円)
6位 レンジャーズ(2億2050万ドル=約322億円)
7位 ブレーブス(2億1480万ドル=約314億円)
8位 パドレス(2億890万ドル=約305億円)
9位 カブス(1億9630万ドル=約287億円)
10位 ダイヤモンドバックス(1億9530万ドル=約285億円)
チーム別の最高給与額についてナイチンゲール記者は、「ドジャースは大谷ら大物スター選手との契約に後払いを含めているため、開幕日の年俸総額が3億2130万ドルとなり、メッツの3億2310万ドルに次ぐ2位となった」と記載。続けて、「ドジャースがトップではないのは、複数選手と後払い契約を結んでいるためだ。大谷のほかにもタイラー・グラスノー、ブレイク・スネル、テオスカー・ヘルナンデス、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、トミー・エドマンらがそうだ」と説明した。
構成●THE DIGEST編集部
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