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「見込みは十分」キム・ヘソンのメジャー昇格に現実味! 3Aで打率3割到達、中堅守備をテスト中「存在感を高め、一歩前進」米韓メディア注目

THE DIGEST編集部

2025.04.09

3Aで調子を上げているキム・ヘソン。(C)Getty Images

3Aで調子を上げているキム・ヘソン。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャース傘下、3Aオクラホマシティ・コメッツのキム・ヘソンにメジャー昇格の期待が集まっている。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』によると、球団はキム・ヘソンを中堅手でテスト中。「韓国では二塁手としてゴールドグラブ賞に輝いたが、チームは外野、とくに中堅のポジションをこなせるのか見極めようとしている」状況だ。

 現地4月8日の試合でもキム・ヘソンは中堅に入ってプレー。課題とされてきた打撃面でも結果を出したようだ。韓国メディア『OSEN』は、「3安打の猛打賞。メジャー昇格に向けて打力をアピールした」と報じた。

「テキサス・レンジャーズ傘下3Aラウンドロック・エクスプレスとの遠征試合に1番・中堅で出場し、2塁打を含む6打数3安打、3打点、3得点、1盗塁と大活躍。チームを16対3の大勝に導いた」

 米国初の猛打賞を記録したキム・ヘソンは、直近6試合連続安打中。3A通算39打数12安打、打率.308、OPS.873と打撃の調子を上げている。

【動画】3Aで快音を響かせるキム・ヘソン
 
 ドジャースは中堅手のアンディ・パヘスが不調。現地4月8日のワシントン・ナショナルズ戦で本塁打を含む3打数2安打、1打点と当たりを見せたが、打率は.162と1割台にとどまっている。

『Dodgers Nation』は、「パヘスが攻撃面、守備面、そして走塁面でも苦戦している。打球の目測を誤るなど、中堅守備は平均以下。走者で走塁ミスもしている。パヘスに代わってキム・ヘソンを中堅に起用したほうがいいのか、トミー・エドマンを二塁から中堅に戻して、キム・ヘソンを二塁で起用したほうがいいのか、ドジャースは明らかに確認したがっている。いずれにせよ、3Aで好調のキム・ヘソンにはメジャー昇格の見込みが十分に立っている」と、キム・ヘソンの昇格は時間の問題と伝えた。

『OSEN』も「猛打賞で存在感を高めたキム・ヘソンが、メジャー昇格に向かって一歩前進した」とし、メジャー昇格に現実味が出てきたと報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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