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大谷翔平が開幕から14戦連続出塁&今季3つ目の盗塁成功で2安打2得点! ドジャースは7回に逆転し、連敗を3でストップ

THE DIGEST編集部

2025.04.10

大谷は初回に右安打を放ち、開幕から連続出塁を14試合に伸ばした。(C)Getty Images

 現地4月9日、ロサンゼルス・ドジャースはワシントン・ナショナルズに6対5で勝ち、連敗を3でストップした。1番指名打者で先発出場した大谷翔平は第1打席で右安打を放ち自己最長となる14戦連続出塁、さらに7回には今季3つ目の盗塁を決めるなど4打数2安打(1四球)だった。
【動画】大谷翔平が右安打で14戦連続出塁&7回には二盗成功

 大谷は初回にナショナルズ先発ジェーク・アービンの真ん中低めのチェンジアップを引っ張って痛烈な右前安打。これで開幕から自身最長を更新する14試合連続出塁。このあとムーキー・ベッツの四球で進塁すると、3番トミー・エドマンの適時二塁打で先制のホームイン。さらにテオスカー・ヘルナンデスの5号2ランでドジャースが一気に4得点を挙げた。

 ところが今季初先発のランドン・ナックがピリッとしない。C.J. エイブラムズに先頭打者アーチを打たれると、2つの四球とヒットで無死満塁のピンチを招く。5番ジョシュア・ベルを投ゴロの間に1点を許し、ルイス・ガルシアには中犠飛で3対4と1点差にしてしまう。

 ナックは3回にも1死一、二塁から再びガルシアに右中間への二塁打を打たれ同点にされると、デーブ・ロバーツ監督は交代を即決。このあと2番手のジャック・ドレーヤーが犠牲フライで4対5と勝ち越しを許した。

 大谷の第2打席は四球。第3打席は逆転された直後の4回2死一塁の場面で回ってきたが、カウント2-2からアービンのカーブに空振り三振。厳しい表情を浮かべた。
 
 1点ビハインドで迎えた7回、ドジャースは9番アンディ・パヘスのソロホームランでついに追い付く。続く大谷は内角直球に詰まってボテボテの二ゴロだったが二塁手が捕り損ねて出塁。当初の記録はエラーもすぐに訂正されて内野安打になった。するとベッツの2球目で大谷は二盗を敢行。投手のモーションを完璧に盗み、悠々セーフとなった。ベッツの内野ゴロの間に大谷は三塁に進み、エドマンは四球。2死一、三塁の好機でT・ヘルナンデスが右前適時打を放ちドジャースが6対5と勝ち越しに成功した。

 1点のリードをブルペン陣が踏ん張り、ドジャースがスイープを阻止。大谷は9回に5度目の打席が回ってきたが内角低めのスライダーに手を出して投ゴロ。打率は.315、OPS.1.024となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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