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カブスの22歳PCAがドジャース戦で1号&2号弾…復活を告げる2発に米衝撃!「約107億円を断りクレイジーだと誰もが言っていたが、彼はバリー・ボンズに変身した」

THE DIGEST編集部

2025.04.14

カブスのクロウ=アームストロング外野手。今季初の本塁打を含む1試合2本塁打を放った。(C)Getty Images

 シカゴ・カブスのピート・クロウ=アームストロング外野手(23)が現地4月13日(日本時間14日)、本拠地でのロサンゼルス・ドジャース戦に7番・中堅手としてスタメン出場。今季初本塁打を含む1試合2本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。
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 クロウ=アームストロングは1点ビハインドの3回、無死走者なしの第1打席でドジャースの先発タイラー・グラスノーと対峙。2球目の直球(153キロ)を捉えると、右翼スタンドへと叩き込み、今季1号ホームランをマークした。中継していた米放送局『ESPN』によると打球速度103.3マイル(約166キロ)、角度42度、飛距離370フィート(約112.7メートル)を記録した。
 
 さらに同点で迎えた7回1死走者無しの場面でドジャースの2番手ブレイク・トライネンが投じた2球目のカットボール(148キロ)を捉えると、バックスクリーン右へ運び、今季2号ソロをマーク。この一打も同放送局によると、打球速度106.1マイル(約170キロ)、角度29度、飛距離412フィート(約125.5メートル)を記録する豪快なホームランだった。

 23歳外野手の活躍に米記者も反応。MLBサンディエゴ・パドレスの専門メディア『East Village Times』のスコット記者は「7500万ドル(約107億円)を断りクレイジーだと誰もが言っていたが、彼はバリー・ボンズに変身した」と球団からの契約延長の交渉に応じなかったことに触れた上で、この日の活躍を称えた。

 メジャー3年目のクロウ=アームストロングは今季18試合に出場し、打率.229、2本塁打、7打点、OPS.689の成績をマーク。更なる活躍が楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】カブスの新星PCAが放った今季1号&2号本塁打!