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MLB

魚雷バットを使って後悔するハメに? 今季爆発中のマリナーズ捕手にチームメイトがかけた言葉とは...「契約延長を保留すべきだったかも」【MLB】

THE DIGEST編集部

2025.04.17

魚雷バットでホームランを量産しているラリー。(C)Getty Images

魚雷バットでホームランを量産しているラリー。(C)Getty Images

 MLB公式サイトのシアトル・マリナーズ番記者のダニエル・クレイマー氏は現地4月16日に自身のXを更新。今季話題となっているトルピード(魚雷)バットを使い、活躍中の同チーム正捕手カル・ラリーについてのチームメイトのコメントを紹介した。

【動画】MLB公式SNSが「トルピードバット」の詳細を説明
 ラリーは昨季、球界屈指の投手陣らとともに守備でチームに貢献し、自身初のゴールドグラブ賞を獲得。ただそれだけではなく、昨季34本塁打100打点を記録したスラッガーでもあり、打撃面でもチームをけん引している。

 その活躍が認められ、ラリーは今季開幕直前にチームと6年総額1億600万ドル(約150億円)の延長契約を締結。開幕後はニューヨーク・ヤンキースの選手らが使い始めて話題となったトルピードバットを導入し、18試合出場時点ですでに7本塁打(ア・リーグ2位タイ)、シーズン63本ペースと期待以上の活躍を見せている。

 クレイマー氏によると、チームメイトのブライス・ミラー投手は以下のようにコメントし、トルピードバットを活用して大活躍を見せているラリーを称賛したという。

「彼(ラリー)には、トルピードバットを見つけるまで契約延長を保留するべきだったかもしれないと言ったよ。でも、チームは財政的には、彼(ラリー)と契約したのが、トルピードバットが世に出る前で良かったと喜んでいるだろうね」

 現在ア・リーグトップの8HRを放っている若手一塁手タイラー・ソダーソトロム(アスレティックス)こそ最低年俸76万ドル(約1億円)での契約だが、ラリーと同じく7HRのアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)、6本のマイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)、ナ・リーグ首位タイ6HRの大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)はラリーの倍以上の年俸を稼いでいる。

 もちろん単純比較はできないが、ラリーが少なくとも打撃面でチームの要求以上の活躍を見せているのは間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】6号先頭打者アーチ & ベンチの大谷翔平にファールボウルが当たるアクシデント
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