専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

6点リードが1点差に…連続被弾の先発ミラーにロバーツ監督が苦言「もっと深いところまで試合を進めないと」 変化球に辛口評価も「勝負になっていない」

THE DIGEST編集部

2025.04.17

連続被弾を浴びたミラーにロバーツ監督が苦言を呈した。(C) Getty Images

連続被弾を浴びたミラーにロバーツ監督が苦言を呈した。(C) Getty Images

 今季初先発の右腕が大炎上だ。

 現地4月16日、ロサンゼルス・ドジャースのボビー・ミラーは、本拠地コロラド・ロッキーズ戦に先発登板すると、3回84球を投げ、8安打6失点、7奪三振、1四球で降板。大量援護をもらいながらも相手打線に打ち込まれ、ほろ苦いメジャー復帰戦となった。チームは8対7で辛勝。この投球内容には、指揮官も会見内で苦言を呈している。

【動画】6号先頭打者アーチ & ベンチの大谷翔平にファウルボールが当たるアクシデント
 
 初回、2死一塁から4番カイル・ファーマーに適時二塁打を許し、先制点を奪われたミラー。その裏に7点の援護を受けるが、6点リードの3回は、2安打と四球で1死満塁のピンチを招くと、6番マイケル・トーリアの1号グランドスラム、7番ミッキー・モニアックの2号ソロを被弾し、一気に1点差まで迫られてしまった。

 試合後、ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督は、報道陣の取材に対応。カリフォルニア州地元放送局『SportsNet LA』が会見映像を公開しており、その中で指揮官は、「7対1でリードしたなら、もっと深いところまで試合を進めなければならない」「彼らは、若くアグレッシブな球団だ。不利なカウントにしてはいけない」と語っている。

 また、「良いカーブを投げていたし、速球のコマンドも良い」と収穫も口にしているロバーツ監督だが、チェンジアップやスライダーに関しては、「勝負になっていない」と厳しい評価。「三振を奪い、勇気づけられる部分もあったと思う。彼は、必死にやっている。競争から逃げていない」と今後の修正に期待を寄せていた。

 ヒヤヒヤする接戦をものにしたドジャース。今季3度目の3連勝を収め、ナ・リーグ西地区では現在、首位サンディエゴ・パドレスに1.5ゲーム差の3位となっている。

構成●THE DIGEST編集部
【記事】「屈辱的だ」大谷翔平の同点ソロから計7失点にロッキーズ番記者が嘆き「リードしたのは10分間」

【記事】あわや大怪我の大惨事!大谷翔平の背中にファウルボールが当たる→すぐに爽やかな笑顔を見せるも…ファン心配「背中に当たってるやーん」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号