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MLB

絶好調エドマンの“WBC再招集の可能性”に韓国メディアが言及!「彼は前向きだ」「でもまだ一年ある。何が起こるかは分からない」

THE DIGEST編集部

2025.04.18

すっかりドジャースに欠かせない戦力へと台頭したエドマン。はたして絶好調男は来年のWBCに参戦するのか。決断の行方に注目が集まる。(C)Getty Images

すっかりドジャースに欠かせない戦力へと台頭したエドマン。はたして絶好調男は来年のWBCに参戦するのか。決断の行方に注目が集まる。(C)Getty Images

 ビッグシリーズを前に、日韓ライバル対決が実現する運びとなった。

 4月17日に東京都内で行なわれた記者会見で、今年11月15、16日の両日に侍ジャパンと韓国代表が強化試合を行なうことが発表された。両代表チームの井端弘和監督とリュ・ジヒョン監督が登壇してがっちりと握手。来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)本番に向けて、格好のテストマッチとなりそうだ。
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 日本時間の午前、ロサンゼルス・ドジャースのデイブ・ロバーツ監督が報道陣の取材に応じ、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の日本人トリオのWBC招集に関して「サポートしていきたい」と話し、容認する考えを示した。これを受けて韓国のリュ・ジヒョン監督も「ロバーツ監督の言葉を嬉しく思います。ドジャースにはキム・ヘソン選手、マイナーにはチャン・ヒョンソク(投手)がいますからね」と呼応している。

 そこで指揮官の口から名前が出てこなかったのが、前回2023年のWBCで韓国代表として出場したトミー・エドマン外野手だ。昨季途中にセントルイス・カーディナルスからドジャースへ移籍するや走攻守で大車輪の活躍。ワールドシリーズ制覇の立役者のひとりとなり、今季もここまでナ・リーグ最多タイの6本塁打を放つなど絶好調ぶりを維持している。
 
 日本のメディアやファンの間では、「今回のエドマンは招集外なのでは?」「アメリカ代表を選ぶのかもしれない」とちょっとした話題となった。こうした流れにすぐさま反応したのが韓国紙『スポーツ朝鮮』だ。「エドマンの名が挙がらなかったことが日本で注目されているようだ。だからといって招集されないと考えるのは飛躍しすぎだろう。実際の会見において、MLBでプレーするすべての候補者の名を出すのは不可能である」と言及し、「日本でのドジャースへの関心度は異様に高い。その影響もあるのだろう」と分析した。

 さらに同紙は「エドマンはアメリカ人の父と韓国人の母を持つ。たしかに2年前の彼はカーディナルスで主力のひとりとなったばかりで、ドジャースで目覚ましい活躍を見せている現在とはポジションがまるで違う」と論じたうえで、韓国代表チームがすでにエドマンにアプローチしている事実を紹介。「先日、韓国協会の会長と強化委員長が渡米し、エドマンら有力候補たちと面談。その席でエドマンは来年のWBCでの代表招集に対して、前向きな意思を示したと言われる」と明かした。

 それでも、「いずれにせよまだWBCまで一年もある。エドマンの招集について語るのは時期尚早だろう」と主張。「何が起こるかは誰にも分からない。彼が韓国代表に再招集されるかもしれないし、アメリカ代表を選ぶかもしれないし、WBC自体への参加を辞退する可能性だってある。一年も先のこと。確かなことなど何ひとつないはずだ」と記し、あくまで慎重な構えを崩さなかった。

構成●THE DIGEST編集部
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