現地4月18日に行なわれたカブスvsダイヤモンドバックス戦は、7回を終えた時点で7対1とカブスがリード。今季13勝目を危なげなく手にするだろう、というのが大方の予想だった。ところが……。
5番手としてマウンドに上がったジョーダン・ウィックスが、いきなり単打3本を浴びて無死満塁。慌てて昨季はクローザーを務めたこともあるポーター・ホッジをリリーフさせたのだが、エウヘニオ・スアレスにグランドスラムを浴びてしまう。2点差に迫られた後、ホッジは制球を乱しながらも何とか2死を取ったものの、この時点でランナー二、三塁。ここからさらに連打を浴びてついに逆転を許してしまう。
カブスはこの後さらにイーサン・ロバーツをマウンドに上げたが、ルルデス・グリエルJr.に3ランを浴び、この回だけでなんと10失点。この時点でスコアは7対11となった。
一転して敗色濃厚のカブスは8回裏、ダイヤモンドバックスの3番手ブライス・ジャービスに猛然と襲い掛かった。先頭のニコ・ホーナーと“PCA”ことピート・クロウ=アームストロングがそれぞれ死球と四球で出塁すると、カーソン・ケリーが3ランをぶち込んであっという間に1点差に迫る。直後にマウンドには4番手のジョー・マンティプライが上がるが、カイル・タッカーの2ランであっさり逆転。最後に鈴木誠也が6号ソロを叩き込んで、6得点の猛攻を締めくくった。
MLB公式サイトのアナリスト、サラ・ラングス氏によると、両軍合わせて1イニング16得点は約9年ぶりのこと。カブスの本拠地リグリー・フィールドにおいては史上最多記録だという。またカブスは、1イニング10失点を奪われながらも勝利した史上7個目のチームとなった。
珍記録満載のゲームに勝利したカブスは、MLB3位タイの13勝目を挙げて依然地区首位。5年ぶりのプレーオフ進出に向け、まず序盤は視界良好となっている。
構成●SLUGGER編集部
【動画】1イニング両軍16得点の乱打戦に終止符!鈴木誠也の6号ソロ本塁打
5番手としてマウンドに上がったジョーダン・ウィックスが、いきなり単打3本を浴びて無死満塁。慌てて昨季はクローザーを務めたこともあるポーター・ホッジをリリーフさせたのだが、エウヘニオ・スアレスにグランドスラムを浴びてしまう。2点差に迫られた後、ホッジは制球を乱しながらも何とか2死を取ったものの、この時点でランナー二、三塁。ここからさらに連打を浴びてついに逆転を許してしまう。
カブスはこの後さらにイーサン・ロバーツをマウンドに上げたが、ルルデス・グリエルJr.に3ランを浴び、この回だけでなんと10失点。この時点でスコアは7対11となった。
一転して敗色濃厚のカブスは8回裏、ダイヤモンドバックスの3番手ブライス・ジャービスに猛然と襲い掛かった。先頭のニコ・ホーナーと“PCA”ことピート・クロウ=アームストロングがそれぞれ死球と四球で出塁すると、カーソン・ケリーが3ランをぶち込んであっという間に1点差に迫る。直後にマウンドには4番手のジョー・マンティプライが上がるが、カイル・タッカーの2ランであっさり逆転。最後に鈴木誠也が6号ソロを叩き込んで、6得点の猛攻を締めくくった。
MLB公式サイトのアナリスト、サラ・ラングス氏によると、両軍合わせて1イニング16得点は約9年ぶりのこと。カブスの本拠地リグリー・フィールドにおいては史上最多記録だという。またカブスは、1イニング10失点を奪われながらも勝利した史上7個目のチームとなった。
珍記録満載のゲームに勝利したカブスは、MLB3位タイの13勝目を挙げて依然地区首位。5年ぶりのプレーオフ進出に向け、まず序盤は視界良好となっている。
構成●SLUGGER編集部
【動画】1イニング両軍16得点の乱打戦に終止符!鈴木誠也の6号ソロ本塁打