開幕当初は4カード連続勝ち越しと好調だったロサンゼルス・エンジェルスだったが、現地4月13日以降は14試合で3勝11敗と大きく負け越し。一時はア・リーグ首位に立っていたが、現在は最下位に沈んでいる。
そんななかエンジェルス専門メディア『Halo Hangout』は、「エンジェルスのファンは退団した選手が新チームで活躍する姿を見るのにうんざりしている。こんなことはありえない」と嘆き、エンジェルス退団後に活躍している3人の選手名を挙げた。
「とくに3選手の活躍が思い浮かぶ。エンジェルスから解放され、アナハイムでは滅多に見せなかったレベルのプレーを見せているからだ。最悪なのは大谷翔平が含まれていないことだ」。このように記すと、ひとり目にグリフィン・キャニング投手(ニューヨーク・メッツ)を挙げた。キャニングは新天地で6試合に登板して4勝1敗、防御率2.61と活躍中だ。
「bWARは0.8で、キャリアハイをマークした2023年の2.0を楽々と更新するペースだ。エンジェルスには、生え抜き右腕の才能を最大限に発揮するための環境と指導力が不足していた。奪三振率は平均以上で、皮肉にもエンジェルス投手陣の奪三振率は最低水準。他球団のチーム編成が自分たちのチームより、はるかに優れている事例を目の当たりにするのは、ただただ残念だ」
ふたり目は外野手のケビン・ピラー(テキサス・レンジャーズ)。「レンジャーズがマイナー契約したのは驚きではなかったが、オープン戦で活躍して開幕ロースター入りしたのは衝撃だった。左投手相手に打率.308を記録するなど、安定的な打席数を維持。一方のエンジェルスは対左投手の打率が.195とリーグワースト2位だ。ファンはレンジャーズが結んだ同じ契約でアナハイムに復帰してほしいと願っている。なお、今シーズンの対エンジェルス戦の打率は.400(5打数2安打)と打っている」と理由を説明した。
最後の3人目には、開幕直前の3月25日に解雇されてコロラド・ロッキーズと契約したミッキー・モニアック外野手を挙げた。「歴史的不振が続くロッキーズにとって、モニアックが明るい材料になっている。15試合以上に先発した選手のなかで、長打率、塁打数、長打数でチーム2位。まだ26歳で完成された選手ではないため、出場機会を得てメジャーリーグのキャリアを伸ばしていくのは素晴らしいことだ」と、今後の成長を期待した。
【動画】モニアックがドジャース戦で放った本塁打!
また、ほかにも選外として、カルロス・エステベス投手(カンザスシティ・ロイヤルズ)、ルイス・ガルシア投手(ロサンゼルス・ドジャース)、エリック・ワガマン(マイアミ・マーリンズ)の名前も列挙している。
地元メディアが退団した選手を惜しむ記事を公開するほど、エンジェルスを取り巻く状況はよくなさそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】投手登板のキケ、着用した“謎のヘルメット”が話題「ボブルヘッドにしてほしい」スローカーブも駆使して14球、無失点「とてもクールで安全だ」
【記事】「幸せな寝不足」充実感みなぎる大谷翔平、「ホームのときは僕がいますけど、ロードはいないので気掛かり」家族に心配りも
そんななかエンジェルス専門メディア『Halo Hangout』は、「エンジェルスのファンは退団した選手が新チームで活躍する姿を見るのにうんざりしている。こんなことはありえない」と嘆き、エンジェルス退団後に活躍している3人の選手名を挙げた。
「とくに3選手の活躍が思い浮かぶ。エンジェルスから解放され、アナハイムでは滅多に見せなかったレベルのプレーを見せているからだ。最悪なのは大谷翔平が含まれていないことだ」。このように記すと、ひとり目にグリフィン・キャニング投手(ニューヨーク・メッツ)を挙げた。キャニングは新天地で6試合に登板して4勝1敗、防御率2.61と活躍中だ。
「bWARは0.8で、キャリアハイをマークした2023年の2.0を楽々と更新するペースだ。エンジェルスには、生え抜き右腕の才能を最大限に発揮するための環境と指導力が不足していた。奪三振率は平均以上で、皮肉にもエンジェルス投手陣の奪三振率は最低水準。他球団のチーム編成が自分たちのチームより、はるかに優れている事例を目の当たりにするのは、ただただ残念だ」
ふたり目は外野手のケビン・ピラー(テキサス・レンジャーズ)。「レンジャーズがマイナー契約したのは驚きではなかったが、オープン戦で活躍して開幕ロースター入りしたのは衝撃だった。左投手相手に打率.308を記録するなど、安定的な打席数を維持。一方のエンジェルスは対左投手の打率が.195とリーグワースト2位だ。ファンはレンジャーズが結んだ同じ契約でアナハイムに復帰してほしいと願っている。なお、今シーズンの対エンジェルス戦の打率は.400(5打数2安打)と打っている」と理由を説明した。
最後の3人目には、開幕直前の3月25日に解雇されてコロラド・ロッキーズと契約したミッキー・モニアック外野手を挙げた。「歴史的不振が続くロッキーズにとって、モニアックが明るい材料になっている。15試合以上に先発した選手のなかで、長打率、塁打数、長打数でチーム2位。まだ26歳で完成された選手ではないため、出場機会を得てメジャーリーグのキャリアを伸ばしていくのは素晴らしいことだ」と、今後の成長を期待した。
【動画】モニアックがドジャース戦で放った本塁打!
また、ほかにも選外として、カルロス・エステベス投手(カンザスシティ・ロイヤルズ)、ルイス・ガルシア投手(ロサンゼルス・ドジャース)、エリック・ワガマン(マイアミ・マーリンズ)の名前も列挙している。
地元メディアが退団した選手を惜しむ記事を公開するほど、エンジェルスを取り巻く状況はよくなさそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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