現地４月30日に実施されたロサンゼルス・ドジャース対マイアミ・マーリンズの試合で、スタンドのファンがインプレー中のボールを強奪する一幕があり、ネット上では批判の声が上がっている。

【動画】「こういうのは出禁で！」フェン直のボールを強奪するファンをチェック

　10対３とドジャースが７点をリードした８回１死走者なしの場面だ。マーリンズ６番手ルアーバート・アリアスが投じた４球目をミゲル・ロハス（ドジャース）が強打。右中間方向へ高く上がった打球は、フェンスに直撃するかと思われた。

　ところが……。最前列に陣取っていたオオタニのユニホーム姿の男性がフェンスより前にグラブを伸ばしてボールをキャッチ。マーリンズの外野陣は審判に猛アピールし、判定で二塁打となった。その後、このファンは係員に連れられて、退場となった。
  　この妨害行為を咎める意見がネット上では多数みられる。「こういうのは出禁で！」「酷すぎます」「この不届き者が“強奪”していなければ３塁打になっていた」「これは、絶対にやっちゃダメ！」「こんな客はファンじゃない！」「フェンスから身を乗り出すのはアウト」「そこまでしてボールほしいか？」など批判の声が相次いだ。一方、「フェンス際への飛球を捕りたいのが野球ファンの心理」「自分の目の前に打球が来たら、反射的に取っちゃうよね」と同情のコメントも届いている。

　試合はドジャースがリードを守り、12-７で５連勝を飾った。「１番・DH」で出場した大谷翔平は４打数１安打３得点、１盗塁で勝利に貢献した。

構成●THE DIGEST編集部

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