西武の今井達也投手（26）は、今季５試合に先発登板し、防御率0.69（パ・リーグ投手部門２位）、２勝１敗、35奪三振、WHIP0.72（同１位）の成績をマーク。開幕から好調なスタートを切っている。
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　そんな西武のエース右腕に米球界が熱い視線を送っている。米専門テレビ局「MLB Network」のジョン・モロシ記者は自身のSNSで以下のように記し、報じた。

「西武ライオンズが2025年シーズン終了後にポスティングの容認を検討する見込みであることから、イマイ・タツヤは今年、MLBのスカウトから注目を集めている」

　今井は４月26日の本拠地オリックス戦に先発登板し、６回１死走者なしの場面でオリックス２番・宗佑磨を鋭いスライダーで空振り三振に仕留めた。米メディア「Fastball」は同シーンに注目を示し、以下のように綴り称賛した
  「イマイの驚異的な2025年シーズンを象徴する瞬間だった。26歳にして、まさに天下一品へと成長を遂げた。そして今、MLB各球団は彼を狙っている」

　また同メディアは、西武が2007年の松坂大輔（ボストン・レッドソックス）や19年の菊池雄星（シアトル・マリナーズ）など、多くの選手をメジャーへ輩出してきた実績に触れた上で、同球団の投手を「ライオンズの投手は、MLBに来る頃にはすでに磨きがかかっている」と絶賛。さらに「まさにその軌跡を辿っていると感じずにはいられない」と記述し、今井に期待を寄せた。

　米球界から注目を集める西武のエースは今季、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか。今後の活躍も楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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