現地５月３日、ロサンゼルス・ドジャースがアトランタ・ブレーブスに10対３で勝利し、連勝を７に伸ばした。雷雨の影響で３時間６分遅れ、22時21分に始まった一戦でドジャースの先発、佐々木朗希が待望のメジャー初勝利を挙げた。

　７度目のメジャー先発となった佐々木は初回に１安打と１四球で２死一、二塁と走者を背負ったが、２つの空振り三振を奪って無失点に抑えた。ドジャースが１点を先制した２回裏、佐々木は１死二塁から８番イーライ・ホワイトに適時三塁打を許して１対１の同点に追いつかれた。

　３回は四球をひとつ出しながら、無失点で切り抜ける。しかし、７対２で迎えた４回裏にブレーブス打線につかまった。先頭の６番オジー・アルビーズにソロ本塁打を打たれると、ホワイトに右前打、９番ニック・アレンに適時二塁打を浴びて２点を失った。

　それでも５回は４番マット・オルソンを中飛、５番ショーン・マーフィーを三直、６番アルビーズを遊飛に打ち取り、勝ち投手の権利を得てマウンドを降りた。

　佐々木の後を受け継いだアンソニー・バンダが６回を三者凡退。７回１死からカービー・イェーツが２番オースティン・ライリーから空振り三振を奪い、３番マーセル・オズーナに二塁打を打たれたものの、続くオルソンを左飛に打ち取る。

【動画】大谷翔平の８号ソロ＆佐々木朗希の好投！ 　８回は４番手のアレックス・ベシアがブレーブス打線を無失点に抑え、９回は５番手のルイス・ガルシアが締めてゲームセット。深夜１時26分に佐々木が初勝利を掴んだ。

「１番・DH」で出場した大谷翔平は、初回の第１打席で中安打、３回の第２打席で３試合ぶりの８号ソロアーチ。４回の第３打席でも中前打を放って今シーズン５度目の猛打賞をマークした。６回の第４打席は見逃し三振に終わり、８回の第５打席では四球だった。

構成●THE DIGEST編集部

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