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MLB

「リードを失ったのは100%監督のせい」61球で佐々木朗希が降板... 指揮官の采配に地元記者から厳しい声「愚かな判断だ」

THE DIGEST編集部

2025.05.10

5回途中5失点でマウンドを降りた佐々木。2勝目を挙げることはできなかった。(C) Getty Images

5回途中5失点でマウンドを降りた佐々木。2勝目を挙げることはできなかった。(C) Getty Images

 采配が裏目に出た。

 現地5月9日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希は、自身初の中5日で敵地アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板し、大量援護をもらいながらも5回途中5安打5失点。61球で降板すると、2番手アンソニー・バンダが同点満塁弾を浴び、最大5点リードを追いつかれた。この試合展開には、地元記者から厳しい声が上がっている。

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 初回に1イニング2被弾を許すなど、不安定な立ち上がりとなった佐々木。2、3回を無失点に抑えるも、以降は、4回1死三塁から一ゴロの間に1点を失い、5回先頭に四球を出したところでお役御免に。その後、バンダが安打と四球で満塁にピンチを広げると、2死からルルデス・グリエルに痛恨の同点グランドスラムを被弾…。ダイヤモンドバックスの満塁弾は、これで2試合連続だ。

 ショッキングな展開を受け、ドジャース専門ポッドキャスト番組『The Incline: Dodgers Podcast』で司会を務めるケビン・クライン氏は、自身のXを更新。「このリードを失ったのは、100%デーブ・ロバーツ監督のせいだ。60球でロウキ・ササキを降板させ、苦戦中のアンソニー・バンダに代えるのはひどい決断だった」と呟いている。

 また、地元ラジオ番組『ESPN Los Angeles』のブレイク・ハリス記者は、「今年不調のバンダのために60球でササキを交代させたのは、愚かな判断だ」と指摘。米カリフォルニア州地元紙『Los Angeles Times』でドジャース番を務めるジャック・ハリス記者は、「全く新しい試合が始まった」「チェイスフィールドが大歓声に包まれている」と敵地の盛り上がりを伝えていた。

 しかし最終的には、9回に大谷翔平が決勝の12号3ランをマークするなど、なんとか14対11で激しい打ち合いを制したドジャース。ナ・リーグ西地区の単独首位をキープしている。

構成●THE DIGEST編集部
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