現地12日（日本時間13日）、ボストン・レッドソックスは敵地コメリカ・パークでのデトロイト・タイガースとの３連戦初戦に臨み、２対14と大差で敗れた。悪夢のような幕開けとなった。

　米スポーツメディア『ClutchPoints』が報じたところによると、この日先発したタナー・ハウクは、わずか２回1/3で11失点という惨劇を演じ、球団史に深く刻まれた苦い記憶を蘇らせたという。
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  　同メディアによると、『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者はXで「今期開幕まで、レッドソックスの長い歴史の中で３イニング未満で10失点以上を喫した先発投手は、1983年のダグ・バード（２回2/3で11失点）だけだった。ハウクは１か月以内にそれを２度（１度目は現地４月14日のタンパベイ・レイズ戦、２回1/3で12失点）もやってしまった」と驚きを露わにした。

　リーグ最多の37失策が示すように、守備の乱れも深刻なレッドソックス。アメリカン・リーグ東地区２位（22勝21敗）につけているものの、現状は厳しいと言わざるを得ないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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