米スポーツ紙『Sports Illustrated』は、５月13日（日本時間14日）までに「シカゴ・カブスの期待の新星は、チームで86年間誰も成し遂げていない偉業を成し遂げるかもしれない」と題した記事を更新。カブスのピート・クロウ＝アームストロング外野手が今季ナショナル・リーグで盗塁王に輝く可能性があると報じた。
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　同紙は今季13盗塁をマークしているクロウ＝アームストロングに対して「彼のスピードと守備力だけでも、毎日出場機会を得るには十分。間違いなく野球界最高の外野手であり、打席ではオールスター級の活躍を見せている」と高評価。その上で次のように綴り、期待を寄せた。

「彼の素晴らしいスタートは、シカゴの選手が86年間成し遂げられなかった記録を達成する可能性を秘めている」
  　また同紙は「ナショナル・リーグで盗塁王に輝いた最後のカブス選手は、1939年のスタン・ハックだ」と記述し、続けて「クロウ＝アームストロングには、今年その記録を破るチャンスがある」と報じた。

　MLB公式サイトのジェフリー・ルッツ記者も記事の中で「クロウ＝アームストロングは、エリー・デラクルーズやオニール・クルーズといった名打者と肩を並べており、86年ぶりにカブスからナショナル・リーグの盗塁王に輝く可能性がある。今回はもっと立派な数字になるだろう」と大きな期待を寄せた。

　今季、急成長を遂げるPCAは、どんなシーズンを送ることになるのか。今後のパフォーマンスからも目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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