MLBロサンゼルス・ドジャースのダルトン・ラッシング捕手は、MLBデビュー戦となった現地５月15日のアスレティックス戦で先発マスクを被り、19対２の大勝に貢献。試合後に、この日２打席連続ホームランを放った大谷翔平について語った。

【動画】ラッシングがデビュー戦でメジャー初安打を記録！センター方向へのクリーンヒットでいきなり結果を残す 　試合中には、２発目を打ちダグアウトに戻ってきた大谷に苦笑いを浮かべながら首を振り、信じられないといった表情で会話を交わす姿も目撃されたラッシング。米メディア『NBC』のマイケル J.ドゥアルテ記者が配信した試合後インタビューの動画によると、スーパースターとの衝撃的な初試合を振り返った24歳は「（大谷は）今まで見たなかで最も素晴らしい選手だ。（同じ）チームにいて、毎晩彼がグラウンドで披露するプレーを見られるのは本当に特別だ」と偉才への賛辞を惜しまなかった。

　また、大谷の投手復帰が近づいている点についても、ラッシングは「とてもワクワクしている。その日が来るのが待ちきれないよ」とバッテリーを組む未来に目を輝かせていた。

　この日、試合を通してマスクを被り、失点を２に抑えただけでなく、４打数２安打１四球３得点とバットでも魅せたラッシング。初ヒットを放った第２打席については「僕を２回も歩かせたくなかったんだと思う。ただ速球を打ち返そうと準備していたら良い球が来てね。思い通りにしっかりとバットを振れて全てが上手くいったんだ」と満足気に語った。

　そして改めてデビュー戦の振り返りを求められたラッシングは「デビュー戦でこんな勝利を飾れるのは本当に素晴らしい」とチームの大勝に貢献できた点を喜びつつ、「明らかに特別な経験で、こういう瞬間を見たいと思ってきた。こんな最高のメンバーとこの瞬間をともにできて、とても幸せだ」と笑みを浮かべた。

構成●THE DIGEST編集部

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