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菅野智之が奮闘も…オ軍“58勝104敗”ペース 専門サイトは窮状を悲観「こんなはずじゃなかった」

THE DIGEST編集部

2025.05.17

菅野は103球の粘投もチームの連敗を止められず。オリオールズは今kのツインズ戦全敗が確定した。(C) Getty Images

菅野は103球の粘投もチームの連敗を止められず。オリオールズは今kのツインズ戦全敗が確定した。(C) Getty Images

 ボルティモア・オリオールズの菅野智之投手は現地時間5月14日、本拠地でのミネソタ・ツインズ戦に先発した。チームの連敗ストップを託され、メジャー9度目のマウンドに登ったが、7回途中までに4点を失い降板。チームも0対4で敗れ、菅野は敗戦投手となり3敗目を喫している。

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 菅野はこの日、メジャー自己最多となる103球の粘投をみせるも、3回にはバイロン・バクストン、ダショーン・カーシーJr.に2者連続で本塁打を浴び、3点を献上。マウンドを降りるイニングとなった7回にも長単打2本で1点を奪われた。6回1/3を投げ被安打6、4失点(自責点4)でマウンドを降りる結果となり、自身2試合ぶりの白星は掴めなかった。

 だが当然、日本人右腕の投球だけが責められる試合内容ではない。オリオールズはこの日の敗戦により、前日のダブルヘッダーから3連敗。球団専門サイト『CAMDEN CHAT』からも厳しい意見が寄せられている。

 カード3連敗となった14日の試合をレポートする同メディアは、「この試合から得られる明るい材料は一切ない」「オリオールズは相変わらず酷い」と苦言を並べ、「オリオールズは木曜午後の試合でツインズに0-4で敗れ、今季ツインズ戦で0勝6敗と全敗が確定した」などと説明。さらに、「この敗戦で、オリオールズの戦績は15勝27敗に。借金12以上の状態まで遡ると、2021年シーズン終盤まで戻らなければならない。そういうところまで来てしまったのだ」とチームの窮状を訴えている。

 また、菅野のパフォーマンスにも言及。チームの貧打を嘆くとともに、「こうした攻撃陣の不振の中では、この日先発のトモユキ・スガノは、一つのミスも許されない登板に等しかった」と論じながら、「これまでオリオールズでのスガノは比較的安定していたが、『ミスが許されない状況』を覆せるほどではない」と指摘。

 さらに、「実際にスガノは完璧ではなかった」などと振り返りながらも、「仮にスガノが9回を完全投球していたとしても、チームが1点も取れなければ勝てない」として、打線の不甲斐なさを強調している。

 同記事ではチームの低迷ぶりを評し、「現時点で、オリオールズは162試合換算で58勝104敗ペース。こんなはずじゃなかった」などとも綴られている。開幕以来、一向に浮上の兆しがみられないオリオールズは、今後も菅野を頼みとする状況が続いていくのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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