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MLB

2人の“功労者”との別れを選んだドジャース。現地記者は非情通告に理解「悲しいが、非常に単純な2つの動き」「何よりも勝利を優先」

THE DIGEST編集部

2025.05.19

ドジャースから解雇されたテイラー(左)とDFAとなったバーンズ(右)。(C)Getty Images

ドジャースから解雇されたテイラー(左)とDFAとなったバーンズ(右)。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースは現地5月18日、ユーティリティのチーム古参のひとり、クリス・テイラーの解雇を発表。代わりにトミー・エドマンが故障者リスト(IL)から復帰を果たした。

 また、ドジャースは同14日にもテイラーと同じくチームを長年支えてきたオースティン・バーンズ捕手をDFA(事実上の戦力外)にしており、現地記者からはこれら2つの動きが同様の目的に起因するものとの見方が示された。

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 ド軍専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者はXで、2度の世界一に大きく貢献したバーンズとテイラーを構想から外した球団の決断について、「ドジャースは今週、何よりも勝利を優先するという姿勢を明確にした」とコメント。近年好守で衰えが顕著だったバーンズと昨季から大不振が続くテイラーとの決別が合理的な判断であると示唆した。

 また、同メディアのダグ・マッケイン記者は「まだ6月になっていない」と球団の見切りの早さに言及しつつも、カムラス記者と同様、「彼ら(ドジャース)は最高のメンバーを揃えるのに全力を尽くしている」と球団の動きを紹介。「バーンズとテイラーは、チームで最も優秀な13人の野手のなかには入っていなかった。 悲しいが、非常に単純な2つの動きだ」と功労者への非情通告に理解を示した。

 この2人と入れ替わる形でメジャー昇格を果たしたのが26歳のキム・ヘソン内野手と24歳のダルトン・ラッシング捕手だ。キム・ヘソンは同3日のメジャーデビュー以降、14試合に出場し31打数14安打で打率.452、OPS1.065と大活躍。トッププロスペクト評価を受けていたラッシングも同16日に昇格して以来10打数4安打2打点とその前評判に違わぬ好成績をいきなり収めている。

構成●THE DIGEST編集部
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