MLB

「佐々木朗希は肩を怪我している」24年に日本で視察した米スカウト、今季の投球見て“異変”確信「IL入りで裏付けられた」米記者報道

THE DIGEST編集部

2025.05.20

右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト入りしている佐々木。(C)Getty Images

 佐々木朗希の肩の負傷は、一部スカウトに気付かれていたようだ。

 現地5月18日、米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は、「2024年に日本で佐々木を視察したスカウト陣は、今シーズンのドジャースでの投球を見て、肩を怪我していると確信していた」と報道。「佐々木が右肩インピンジメントで故障者リスト入りしたことで、彼らの確信は裏付けられた」と伝えた。

 5月3日のアトランタ・ブレーブス戦で5回98球、被安打6、4奪三振、3失点の成績でメジャー初勝利を挙げた佐々木は、キャリア初の中5日で臨んだ5月9日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。5回途中61球、被安打5、5失点で降板し、勝敗はつかなかった。

【動画】大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、菊池雄星の4選手が、試合前に談笑
 
 佐々木はダイヤモンドバックス戦後、チームに肩の違和感を伝達。MRI検査の結果、とくに損傷は見られなかったものの、痛みがあることから負傷者リスト入りした。佐々木は千葉ロッテ時代の去年(24年)にも似たような症状があったと明かし、今回の痛みは数週間前からあったという。手術の可能性については否定している。

 デーブ・ロバーツ監督は、「無理をすれば悪化する可能性がある。少し休ませれば炎症が引いて、また投げられるようになると思う」と状態を説明。ノースロー調整で炎症が収まった後、段階的に投球を再開していく予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「キム・ヘソンが生き残った」エドマン復帰でテイラーが自由契約、韓国紙は「堂々と実力でメジャー残留に成功。勝利は当然だった」

【記事】パイレーツ23歳右腕の"トミー・ジョン手術"は「ほぼ決定的」と米報道「信じられないほどの速球を投げる投手だが、どうやら肘は耐えられなかったようだ」
NEXT
PAGE
【動画】大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、菊池雄星の4選手が、試合前に談笑