ロサンゼルス・ドジャースがまたしても躓いた。

　本拠地でのロサンゼルス・エンジェルスとの３連戦に全敗した王者は、現地５月19日に行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックスとの３連戦の初戦にも黒星。すべて本拠地ドジャー・スタジアムで戦った直近７試合で５敗目と負けが込んでいる。

　ダイヤモンドバックスの先発ブランドン・ファートの前に、ドジャース打線は初回から３回まで三者凡退。０対７と大差がついた４回に２番ムーキー・ベッツが初安打となるソロ本塁打を放って１対７とすると、６回には１番の大谷翔平が17号ソロを叩き込み、続くベッツも８号ソロアーチを放つアベック弾を披露した。

　８回に２点を奪われて３対９とされたドジャースは、９回に３番フレディ・フリーマンの二塁打、４番ウィル・スミスの安打で無死一、三塁とし、故障から復帰した５番テオスカー・ヘルナンデスの内野ゴロの間に１点を返した。

　さらに７番マイケル・コンフォートが四球を選んで２死一、二塁とすると、この場面で８番トミー・エドマンが適時打を放って５対９と追い上げた。しかし、続く９番キム・ヘソンが２死一、二塁で二ゴロに終わって試合終了。大谷に回すことはできなかった。

【動画】大谷翔平とベッツのアベック弾！
  　ア・リーグ西地区最下位のエンジェルス相手の３連敗に続いて、同じナ・リーグ西地区４位のダイヤモンドバックスにも敗れて４連敗を喫したことから、危機感を持った米ドジャースファンは怒りの声をSNSに続々書き込み。

「なんだか機能していない」「しっかりしてくれ」「言葉にならない」「こりゃダメだ」「立ち直れんのか」「投手陣が終わってる」「チームに何が起きている？」「まさかの崩壊だ」「連覇するんじゃなかったのか？」「恥ずかしい」「明日、山本由伸で負けたら、とんでもないことになる」

　怒りと悲観の声が多くの占めた一方、「きっと大丈夫だ、ドジャースを信じよう」「10月に勝てばいい」「気を引き締めて再出発だ」と前を向く意見も書き込まれていた。

構成●THE DIGEST編集部

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