ロサンゼルス・ドジャースは、26歳右腕のベン・カスパリウスを先発ローテーションではなくブルペンで起用することを決定したと、現地19日に地元メディア『Dodger blue』が報じた。

　今シーズンここまで15試合に登板し、そのうち１試合で先発し、防御率3.26を記録している。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、カスパリウスを１イニングまたは複数イニングをこなせるハイブリッドな役割としてブルペンで起用する方針を示しているという。
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  　同メディアのインタビューでロバーツ監督は、カスパリウスの起用について「理想を言えば、カスパリウスには２から３イニングを任せられるだけの力があると考えている。確かに才能があり、適応力があり、そして呼ばれたときに準備ができている必要がある。カスパリウスは素晴らしい仕事をしてくれている。シーズン最初の６週間、先発投手が苦労していたことを考えると、カスパリウスのような選手は非常に貴重だ」と語り、今後も重要な役割を果たすだろうとの期待感を示した。

　先発陣に課題を抱えるドジャースにとって、複数イニングをこなせるカスパリウスの存在はブルペンを支える上で貴重だろう。彼の適応力が、今後のチームの戦いを左右するかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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