５月21日、米メディア『ClutchPoints』は投手陣の故障が続き、先発不足となっているロサンゼルス・ドジャースのトレード補強候補について報道。「ドジャース、負傷投手陣救済のためのトレード補強候補」と題した記事の中で、ボルティモア・オリオールズの菅野智之投手の名前を挙げた。
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　同メディアは冒頭でドジャースについて「今シーズンこれまでに投手陣の負傷に悩まされてきたが、トレードによって解決策が見つかるかもしれない。チームはその穴を埋める有能な投手陣を必要としている」と記述し、以下のように伝えた。

「もしオリオールズがトレード期限で売り手に回るなら、菅野智之は注目すべき選手だ」

　不振のオリオールズで安定した活躍を見せる菅野について「防御率3.07、WHIP1.02は、リーグの先発投手の中でも好成績だ。35歳という年齢ではあるが、オリオールズのロースターの中では数少ない明るい材料の一つとなっている」と同メディアは高評価。また次のように綴った。
  「彼は非常に安定した存在であるため、優勝を狙うチームは獲得の可能性について問い合わせるだろう」

　また同メディアは「多くの先発投手を欠いているドジャースのようなチームにとって、彼は『安定感はあるが伸びしろは少ないベテランの選択肢』となる。また、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希といった選手たちがいれば、菅野が新チームに馴染む助けにもなるだろう」とも記し、菅野のドジャース移籍の可能性を伝えた。

　菅野は今季オリオールズで10試合に登板し、防御率3.07、４勝３敗、32奪三振、WHIP1.02の成績をマーク。ドジャースへのトレード移籍は実現するのか、今後の動向からも目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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