エース級の働きを見せる35歳の右腕に、暫定監督も感服だ。
現地5月21日、ボルティモア・オリオールズの菅野智之は、敵地で行なわれたミルウォーキー・ブルワーズ戦に先発登板し、6回5安打2失点、3奪三振、1四球と力投。勝ち負けはつかなかったが、今季5度目のクオリティスタート(QS)を達成し、これでシーズン防御率が3.07に。チームも延長11回の末に8対4で勝利し、連敗を「8」で止めている。
【動画】指揮官も絶賛!菅野の奪三振シーン
この日、初回を三者凡退で立ち上がり、2~4回は得点圏に走者を背負いながらもブルワーズ打線に得点を与えなかった菅野。しかし1点リードの5回は先頭に二塁打を許すと、1死から投ゴロの間に二塁走者が生還し、1対1の同点に。6回には4番リース・ホスキンスのソロ本塁打を浴び、1点ビハインドのまま降板した。
試合後、日本人右腕の奮闘ぶりには、周囲も賛辞を惜しまない。なかでもオリオールズの指揮を執るトニー・マンソリーノ監督代行は、菅野の投球内容を絶賛。地元放送局『MASN』でその様子が公開され、「彼が10球種くらい投げ分けているのか、正確な数はわからないが、とにかく球を思い通りに投げられている。最高だった」と高い評価を下している。
さらに会見内では、「うちの"ストッパー"のような存在で、今日もそれをやってのけた」と厚い信頼を寄せた。現地17日に低迷するチームの責任を取ったブランドン・ハイド前監督が電撃解任されると、三塁コーチから臨時監督に就任したマンソリーノ氏だが、苦しいチーム状況下で菅野の存在は、ひと筋の光明となっているようだ。
なんとか悪い流れを止めたア・リーグ東地区最下位のオリオールズだが、今回の勝利をチーム浮上のきっかけにできるか。今後の展開に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】35歳で渡米のオールドルーキー!MLBのマウンドに立つ菅野智之を特集!
現地5月21日、ボルティモア・オリオールズの菅野智之は、敵地で行なわれたミルウォーキー・ブルワーズ戦に先発登板し、6回5安打2失点、3奪三振、1四球と力投。勝ち負けはつかなかったが、今季5度目のクオリティスタート(QS)を達成し、これでシーズン防御率が3.07に。チームも延長11回の末に8対4で勝利し、連敗を「8」で止めている。
【動画】指揮官も絶賛!菅野の奪三振シーン
この日、初回を三者凡退で立ち上がり、2~4回は得点圏に走者を背負いながらもブルワーズ打線に得点を与えなかった菅野。しかし1点リードの5回は先頭に二塁打を許すと、1死から投ゴロの間に二塁走者が生還し、1対1の同点に。6回には4番リース・ホスキンスのソロ本塁打を浴び、1点ビハインドのまま降板した。
試合後、日本人右腕の奮闘ぶりには、周囲も賛辞を惜しまない。なかでもオリオールズの指揮を執るトニー・マンソリーノ監督代行は、菅野の投球内容を絶賛。地元放送局『MASN』でその様子が公開され、「彼が10球種くらい投げ分けているのか、正確な数はわからないが、とにかく球を思い通りに投げられている。最高だった」と高い評価を下している。
さらに会見内では、「うちの"ストッパー"のような存在で、今日もそれをやってのけた」と厚い信頼を寄せた。現地17日に低迷するチームの責任を取ったブランドン・ハイド前監督が電撃解任されると、三塁コーチから臨時監督に就任したマンソリーノ氏だが、苦しいチーム状況下で菅野の存在は、ひと筋の光明となっているようだ。
なんとか悪い流れを止めたア・リーグ東地区最下位のオリオールズだが、今回の勝利をチーム浮上のきっかけにできるか。今後の展開に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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