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「大谷翔平ではない」好打者ぞろいドジャースで、驚異的な成績を残しているのは…「もっと称賛されるべき」米記者が“特大の存在感”を指摘

THE DIGEST編集部

2025.05.22

好調を維持しているスミス。直近7試合は19打数9安打、打率.474、1本塁打、5打点と当たっている。(C)Getty Images

 31勝19敗でナ・リーグ西地区1位、MLB全体でも3位と高勝率のロサンゼルス・ドジャースで、驚異的な打撃成績を残している選手がいる。

 米メディア『FanSided』のマーク・パウエル記者は、「ドジャースは現在、球界最高の打者のひとりを抱えている。それは大谷翔平ではない。大谷は球界屈指の打者だが、そのチームメイトは大谷以上の活躍を続けている」と記し、ひとりの選手に注目した。

「大谷、フレディ・フリーマン、ムーキー・ベッツを擁するドジャースで、いま最も快進撃を続けているのが、ウィル・スミスだ。とくに5月はMLB屈指の打者として大活躍している。5月以降、wRC+でMLB11位の190を記録。5月の打率は.375、出塁率は.500。大谷やフリーマンほど長打率は高くないものの、安定した結果を出している」

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 直近7試合に限ると、スミスは打率.474、出塁率.630。大谷の打率.290、出塁率.324、フリーマンの打率.393、出塁率.414、ベッツの打率.280、出塁率.400をはるかに凌駕している。現状、チームのキープレーヤーになっていると言っても過言ではない。

 パウエル記者はさらに、「投手陣を取りまとめる捕手としての役割も特筆で、もっと称賛されるべき。ナ・リーグのオールスター最有力候補であり、それも当然の活躍だ」と評価。「今シーズンのナ・リーグMVPは大谷が有力だが、ドジャース全体を支えているのはスミスだろう。この点を認識することが重要だ」と、正捕手の特大の存在感に触れた。

構成●THE DIGEST編集部

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